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僕も本を読むのが好きじゃなかった

こんにちは。ロックです🗿

先日読んだ「ファクトフルネス」の中で「自分自身を批判することが大事だ」的な内容がありました。

ペア読書をしている僕らyomtは、読書肯定派ですが、読書にも良くないことはあるんだろうか...と話題になりました。

たまたま、読書に否定的な人と話すことがあったので、印象に残ったことをまとめようと思います。

きっかけはプログラミング

私、仕事でWebエンジニアやっていまして、へいこらとコードを書いています。今は Python 書いてます。

コードや設計に対して、チームメンバーに相談したりするのですが、毎回手厳しいツッコミをくれる人がいます。ツッコまれるたびに「うっ...(´;ω;`)」となるのですが、ツッコミの内容は、私が単純に間違っているというより、考え方が違うから指摘が来ることに気づいたんです。

なので「相手がどういう考え方なのか、まずは聞いて理解しよう」と思ったのが、はじまりでした。やっぱりツッコミもらわず、ノーダメージクリアしたいじゃないですか(バイオハザード2 のリメイク、怖くて面白いですよね)

あなたの考え方を理解したい

ロック 毎回、自分なりに考えてるんですけど、Aさんと違う方向に進んで、ツッコミもらってしまいます。プログラミングの考え方で役立った本があれば、教えてもらえないですか。読んで学びたいです。

Aさん ...僕は本を読まないんだ(「『本を読む』で解決しよう」というスタンスに否定的な雰囲気)

ロック あ、そうなんですか?(あ...やばい... 変な地雷踏んだか...)

Aさん かくかくしかじか....

読書否定派の意見

Aさんの意見をこんな感じでした。

本を読むことでこうなってしまう
・頭でっかちになる
・なんでも、一般化してしまう(ラベリング)
・本で見たことだけで、判断してしまう
・本の情報のすがってしまう

ふむふむ...。とはいえ、「本を読んで頭にインデックスを張っておけば、いろんな場面で自分を助けてくれるのでは?」と意見してみたのですが

「本を読んで頭にインデックスを張ることのメリット」に対する意見
「いつ使うか分からないインデックスのために、読書にかける時間」と「壁にぶつかるたびに、都度考える」なら、後者のほうがコストパフォーマンスが高い。
※「遅延評価勉強法ですね」と言ったら、機嫌悪くなった...ラベリング失敗..

案件が忙しくて若干殺伐としていたことや、相手も読書に対して批判的なスタンスだったこともあり、私も相手も少し険悪なムードになりました(時間が経つと、すぐに元通りになりました)

賛成反対で話し合うと、理解が深まっていいですね(信頼関係が構築できていることが前提)

頭でっかちになるリスク

「頭でっかちになる」というリスクはやはりあります。

だけど、それを含めていても、本を読むことで得られることの方が多いと思ったのも事実。雰囲気的に伝えるタイミングじゃないと判断して、言えなかったこともあります。

インデックスを張ることはやっぱり便利
意図しないインデックス同士が関連付けされて、考え方や見方が拡張されていくことがよくある。

「読書する/しない」の白黒で決めないほうがいい
頭でっかちにならないように、自分に批判的な目線を持つことが大事。「読書する/しない」の白黒で決めるより、バランスを取るようにすれば、メリットを多く吸収できる。

僕も本を読むのが好きじゃなかった

こんな感じで、反論したい気持ちもあったのですが、そんなことより、一番印象深かったのは「本を読むことを避けていた頃の自分と同じ考え方」だなという点です。

私は家で親に「マンガなんか読まずに、活字を読め」と言われ続けてきました。だけど、あまのじゃくなので、活字を避けてきました。こういうアプローチで人を動かそうとしても、うまくいかないんだな...という学び。

避けているうちに、自分の考え方を肯定するための理論が脳内で構築されていく。結果「Aさん、昔の自分とダブるな...」となった感じたわけです。

自分はなんで本を読み出した?

本を読むことで学びを得られることは理解している。
自分の場合、大人になり、素直になり、結局、本を読み出しました。
知的好奇心には勝てませんでした。

おわり:ペア読書はいい感じ

とはいえ、本を読むのは、今でも大変です。

眠くなるし、うまいこと読む時間を作れないし、「読み切らないと...」と完璧主義が邪魔してくるし、脳内で音読しちゃうから読むスピード遅いし、ほしいものリスト膨れ上がるし。

なので「読み切れなくてもいい」と捉え方を変えたり、いろんな読書法を調べたりしてる最中です。訓練という側面もある。

そんな中、ペア読書する仲間に出会い、以前より本を読む機会が増えて有難いです。

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