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2021.7.3 チームとメモ(連続投稿①)

 とても興奮しています。刺激的な一日でした。たくさんメモを取りました。

 長期のプロジェクトを複数人で遂行する場合、プロジェクトのゴールや主旨の共有が必須であり、共有することにより見えてくる課題や対策が無数にあること。また、チームで行うことによる個性と役割の興りはプロジェクトを良い方向にも悪い方向にも導くため進行中でも微調整を怠らないこと等々、当たり前と言えば当たり前ですが、感覚的にわかっていても実際に形作ってみないと気づけない細かな道標を言語化できたのは収穫でした。今までチームで行ってうまくいっていなかった事例を思い出しつつ、次回のプロジェクトに活かしていきたいです。
 しかし、言うは易く行うは難しで、個の存在のコントロールは難しく、サッカーのようなチーム構成やポジショニングも問われるだろうし、となると監督の立場も重要だな……とか考えて、やる前から頭がクラクラしてきました。そういった下準備の煩わしさが苦手で、ぼくはスタンドプレイを好んできた節があるのです。なんにせよ「でっかいものには力がある」は絶対的な真でしょう。
〈早く行きたいなら一人で行け。遠くへ行きたいならみんなで行け。〉これはアフリカの諺です。一人でやると目に見える結果はすぐに得られますが影響力はしれています。一方、みんなでやると出だしは鈍いでしょうが、チームが大きければ大きいほど世間に与えるインパクトは倍々方式で増えていくのです。デカいことやりたいぜ!

 ところで、講師の方からメモをとっていることを褒められました。ぼくはプライベートな場でもメモを欠かさず、「ネタになるな」と思ったことはすかさず書き残します。きっかけはSHOW ROOM前田裕二社長の『メモの魔力』です(詳しくはこちら)。日頃からメモを取ることにより、情報に対する感度が上がり、吸収量がアップします。「メモを取らねば!」という前傾姿勢により小さな事柄も目ざとく見つけられるのです。また、目の前に情報の発信者がいる場合、メモを取っているところ露骨に見せると、喋ることが気持ち良くなって秘めていた情報をうっかり漏らしてしまうという副次的効果もあります。そこをすかさずハイエナのごときがめつさでメモに残すのです。ぼくがメモを取っていたら、「心が丸裸にされるかも」と警戒してください。
 しかし、大切なのは「メモを取る行為そのもの」ではありません。いかに仕入れた情報をアウトプットしていくかです。ぼくは人前で喋る仕事が多いので、メモしたことをすぐに喋ります。酷いときなど一時間前に人から聞いた情報を、さも自分が勉強したかのように話します(リスペクトは忘れません)。話した相手から「それは前に私が蓬生に教えたことだよね」と指摘されることもあります。上記の諺もぼくを褒めてくれた方が言っていた言葉です(リスペクト)。
 とにかく、それをただの「記録」で終わらせないことが大切なのです。ガンガン使って、ガンガン尊敬されましょう。アウトプットこそが最強のインプットなのです。喋る場がなくても、noteやFacebookの記事にしてもいいでしょう。さあ、みなさんも今すぐメモを開いて、1ページ目にでかでかと書くのです。「メモを取る!」と。

 メモ魔の蓬生でした。それではまた。

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