2021.7.17 ランドスケープと教育への挑戦

 最前線でご活躍されているランドスケープデザイナー忽那さんのお話を聞きました。忽那さんは主に公共空間のハード面を地域住民とともにデザインしていくお仕事をされているのですが、場所の持つ文脈から行動を誘発させるテクニックや場の目的外の利用方法を見つけるテクニック、地域住民の声に真摯に耳を傾ける姿勢なんかは、時間をかけて育て上げるしかないとわかって気が遠くなりそうです。おだてる、焚きつける、「出来ません」と言った関係者をアーカイブする(笑)など、ちょっと強引なやり方も経験と実績あってのものなのでしょう。そしてやっぱり最後は〝しつこさ〟が勝つのだとつくづく思い知らされた一日でした。おすすめの本もいくつか紹介してもらったので、じっくりと学んでいきたいと思います。

 自分に足りていないものをガンガン言語化できたので、備忘の意味もこめてここに箇条書き(意味がわからないかもしれません)。
 ・ビジョンや成果物の可視化
 ・提案は数!
 ・ステークホルダーの認識
 ・可能性の顕在化
 ・呼水への予算投入

 家に帰ってから、処理できなかった情報を独り言を言いながら消化しました。盛り上がってきましたよ。ぼくにはまだまだ考える余地、行動の余白がありあまっているようです。
 とりあえず、今月中に「マジック×歴史」のパフォーマンスを提案することを約束してしまいました。歴史の勉強が嫌いだったぼくにうってつけのお仕事です。今のところ、一ミリも思いつきません。思いつかなすぎて笑えてきます。笑いの次に胃がキリキリしてきます。勢いで「できます!」と言ってしまったことを激しく後悔しています。いつもそうです。行動してから後悔するのが得意なのです。でも、大丈夫です。きっとできます。秋くらいに登呂遺跡で公開します。たぶん。
 もうひとつやるべきことは、教育委員会への殴り込み(売り込み)です。こちらは構想はできています。しかし、データが足りません。一度か二度、実証実験をやりたいです。マジックが勉強を促進する様子を動画や写真に収めたいです。次の職業講話の依頼が飛び込んでくるまで待ってもいいのですが、期限が決まっていた方が動き出しやすいので、小中高の学校関係者や子供たちに関わるお仕事をされている方で、興味がありましたらお声掛けください。無料でやります(ギャラがあったほうがいいですが、今回はテストなので)。これに関しては後日あたらめて記事にします。

 野望づくしの一日でした。それでは。

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