見出し画像

出世試合(後編)

年が明けて、はや1週間。



年末年始休みから働き始めて、数日後には嬉しい3連休。



そんな良い気分の金曜日には、皆さんも毎週お楽しみ、
私からとっておきの有難いお話を(笑)、有料記事にてお届けします。



今回は、元旦に投稿した記事の後編です。




私の人生において"出世試合"と言っても過言ではない、
2019年の中小企業診断士試験。



前編では、その1次試験についてお話しました。



続く後編は、診断士受験者の皆様、お待たせしました。




「テキストはどこ?」「何を、どう勉強するの?」




そんな不安な方々が放置される(笑)、まさに道なき道。



論述・面接試験による、2次試験についてお伝え致します。







2019年8月初旬。



2日に渡る1次試験を終え、翌月曜日にHPの解答発表を確認。



自己採点の結果、7科目全体で何とか辛くも合格。



2011年8月、社会人1年目で喫した7科目全敗から(笑)、
8年越しに悲願のリベンジを果たしました。




しかし、喜びもほんの束の間。



8月初旬に1次試験を終え、2次試験は10月下旬。



約2か月半後には、4科目もの論述試験が控えています(笑)。



即座に本屋で過去問題集を入手し、8月末のTAC模試も申込。



さぁ、時間もないし、すぐ勉強始めるぞ!と意気込む私。



しかしながら…、そもそも根本的な疑問がありました。







はて、





これを勉強するテキストは…?(笑)







大きめの書店などに行って、中小企業診断士のテキストを、
受験を考えている皆さんは是非、探してみて下さい。



1次試験のテキストは、7科目分ズラーッと各社揃っています。



一方で、2次試験のテキストは全然ありません。



過去問題集と、あとはせいぜい4科目目の、
財務・会計(事例Ⅳ)の問題集がある程度でしょうか。





書店にはないので、慌てて色々ネットで調べた結果、
2次試験勉強用のテキストとして、こちらを発見しました。




村井 信行 さんの書かれた、
「中小企業診断士2次試験事例攻略のセオリー」。



残念ながら、村井さんが亡くなられてしまい、
平成26年度版で最後となってしまった、このシリーズ。



事例Ⅰ~事例Ⅳまでの、論述試験4科目について、
その解き方や、解答・解説が書かれていて、
いきなり過去問を解くのが難しい、という方には、
1冊の「テキスト」としての役割を果たす書籍と考えられます。



しかし現在、これらも絶版となってしまい、
amazonなどで購入すると、1万円以上もする為、
手放しにおススメとまではいきません。


(私は一応買って、この書籍でも勉強しました)


こちらの書籍と、財務・会計の問題集、
および5年分の過去問題集にチャレンジし、
あっという間に、1ヶ月が経過。





8月下旬、TACの模試を受ける日が来ました。



準備も不足していた中での、決死の特攻。



結果は、以下の通りでした。



(TAC模試 結果)



事例Ⅰ : 36 / 100


事例Ⅱ : 33 / 100


事例Ⅲ : 35 / 100


事例Ⅳ : 40 / 100


4科目計 :144 / 400 (36.0%)


合格可能性 : E


講評 : 基礎力が不足しています。

     基本書等で知識の再確認をしてください。


画像1



「完敗です。すんません」



金メダルが獲れずに、マスコミから総バッシングを食らった、
若き日の小川直也の気持ちが(笑)、私も少し分かりました。



事例Ⅰ~Ⅲは、文字通り完敗でしたが、
事例Ⅳは、序盤の計算ミスで何と30点が吹き飛ぶという(笑)、
大クラッシュを起こしてしまい、目前の合格点を逃しました。






ただ、私はこの時、下を向いていませんでした。



まだまだ、1ヶ月も勉強していないで、これだけ取れた。



あと残り2ヶ月、みっちりやれば全然届く。






そう信じ、9月~10月下旬までの期間、
近場のデニーズで(笑)、連日スパートをかけていきました。




ここから、私が自分を合格点に引き上げるために、
行ってきた試みについて、詳しく記していきたいと思います。



受かった身として、自信を持って宣言します。





「これをやらずに試験受けたら、勿体ない! 勿体ない!」






そういう私はまさに、マータイさんそのものです(笑)。



冗談はさておき(笑)、本編に移りましょう。

ここから先は

2,718字

¥ 500

その100円玉が、誰かの生きがいになります!