2023年10月26日の朝のこと

暗く寒い部屋のなかでしづかな寝息がおだやかに時間を支配していて、ぼくがこの時間のなかにいることがとても幸福でならなかった。ここにあるのは温度と息だけだった、すべてそれで埋め尽くしてしまいたいと思った。

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