子どもがつくるもののおかしみ
こんにちは。
土曜日は3人ワンオペ育児なフリーランスママデザイナーのyomiです。
今日は、子どもがつくる作品っておもしろいとおしい、自由造形っていいなあというお話。
先日10歳の長男が通う、造形教室サルバのアトリエに行ってきました。
こちらにはもう5年ほどお世話になっているのですが、今回お仕事でホームページのリニューアルのお話を頂いたので、息子のいない時間にアトリエに私だけでお邪魔するというレアな機会でした。
アトリエは、古いアメリカンハウスをアーティストたちが数人でシェアしているのですが、意図しなくてもアンティークで、雑多な感じが不思議と落ち着く空間です。
その中に、これまたアンティークな蝶の標本がありまして。
モルフォチョウなどが金の額縁の中におさまっており、アメリカンハウスに溶け込んでおります。
そこに、よく見ると、こっそりといいますか、息子が作った蝶がコレクションされているではありませんか。カラーモールと、赤いホイルのキンピカ折り紙と、黒い針金で作ってあります。
それはそれは、見たこともない幻の蝶というやつです。
そしてその蝶の名前も手書きで書いてありました。
「sowamuse」
ムセ?
ムセ?って何?
という少しの疑問を残しながらも、クスクスっと笑って写真を撮りました。
翌日本人に確認すると、やっぱりまさかのスペルミスということが発覚(笑)。
幻の蝶ソワムセ。
モルフォ蝶らと並んでいる…!
本当は「sowamushi」だったそうな。
2度笑えました。
「こんなの作ったよー!」とは聞いた気がするけど、気に入っていてもアトリエの標本から取り出して持って帰ってくる様子もありませんでした。
そうやってアトリエで作ったものをいろんな子が、ちょいちょい置いて帰るんですよね。親に見せようと持って帰らない。そんな作品たちが当たり前のようにアトリエに馴染んでいて、すごくいい空間です。
「お題」もないし、成果物へのクオリティにこだわってつくっていないからこそのよさがあり、発想した時と、カタチになった時にがすごく楽しいのだろうことがとても伝わるものたちばかり。完成後のあり方にこだわってない、いい意味での"ゆるさ"が大人の心をくすぐります。
子どもたちが自由に考えて、自由な材料で自由に楽しむ場所。ただただ息子の自己肯定感を伸ばしてくれた場所。本当に子どもたちのわくわくが詰まったようなアトリエ。久しぶりにじっくり拝見できた良き時間でした。
というわけで、のびのびと自由で楽しいサイトをつくるぞ!と思って元気もらえました。完成したら、サイトと子どもたちの様子をこちらでシェアさせていただければと思います。
おまけ。
入り口にさりげなく置いてある「謎の鉛筆キャップ(作者不明)」も気になりすぎてこちらに貼り付けさせてもらいます。最高すぎる。
今日も読んでいただき、ありがとうございました。
久々な更新でした!
みなさま良き週末を!
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