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10歳凸凹さんがYouTubeの力を借りて歯磨き嫌いを克服した話

こんにちは〜!
3人子育て中フリーランスデザイナーYomiです。

今日は、歯磨きが大嫌いすぎる息子が歯磨きを克服したというお話を。


どのくらい嫌いか

母の思い出す限りだと、歯磨きが嫌すぎて寝る前に最大3時間ぐずった記録を保持しております。

嫌がった挙句ようやく歯磨きをしても全然進んでない…。
やってるようでやってない…。
ずっと同じとこシャカシャカ、したりしなかったり。
違うことし始めちゃったり。

磨いたはずの歯が全然綺麗にならなくてしょっちゅう歯肉炎になったりしていました。
小さい頃から何回も歯磨きは教えてきたのに何度教えてもダメでした…。


なんで苦手なのか

不思議でたまらなくなって、歯磨きについて息子と話したところ、会話の中にこれか!と思うワードが出てきました。

「よくわかんない。だって何分やるのが正解なの?」と。

ちゃう!何分とかじゃない!!工程が全部終わればいいんや!!!

そうなのです。息子は興味なき事柄の「工程」を覚えるのが大の苦手なのです。だから見通しが立たたず、イラついてしまったりします。

その特性が歯磨きにも出ている…!

我が子の場合はこうなると本人の頑張りでは限界があって、工夫が必要なケースが多いかもです。

ちなみに、何時間目が何時からとかも5年生でもあまり良くわかってないそうです。だからお腹が空いてもあと何分待てば給食になる、など見通しが立たずに我慢し続けるのでイライラするそうです。

むしろそんな見通しが立たずによく毎日我慢しているな!

親バカ風に言い換えると、そう、相変わらずの天才肌なんです。


相談員さんがあみ出した解決方法

そんな息子の性質や特性と上手に共存すべく、市の教育相談にて子育ての相談をさせていただいております。

ある日の相談の中に「歯磨きを嫌がりすぎて、歯磨きさせるまでが大変」という話をあげさせてもらいました。

相談員さんと私でうーん、うーん、としばらく考えたあと、相談員さんからアイデアが!
YouTubeとかで歯磨きの工程動画を探して、それを見ながら歯磨きするのはどうですか?その動画が終われば歯磨きも終わりとするというのは」と。

なるほどー!その手があった!!となり、早速その晩息子に話しました。YouTubeとなればかなり乗り切でした。

そしてさっさと自分で動画を見つけてきて、歯磨きしはじめたではありませんか。
その動画がこちらです!!!

YouTubeのコメント見たのですが「音楽が癖になる」と書いてありまして、確かにー!!!!と息子と話題にになりました。
(ちなみに今朝も見ていましたが、一体どこの国の音楽なんだろう、と呟いていました。クリスマス感あります。)

次の日も、その次の日も、ぐずらずにクリスマスソングっぽいミュージックが鳴ると、歯磨き始まった合図です!

そう。ついに奇跡が起きたんです。
年長の終わりくらいから4年生の終わりまで毎晩繰り広げられるバトルに、ついに終止符を打ちました。

手がちゃんと動いている奇跡。
嫌がらずにやっている奇跡。
夢じゃない!
母は踊って喜びましたとさ。


約半年後

それからもうすぐ半年経ちますが、1日も欠かさず見てますね。その動画が大好きなんだそうです。
でかいいればみたいなのが黒の背景からうかびあがって、シャンシャンクリスマスっぽいミュージックに合わせてでっかい歯ブラシでシャカシャカするという、妙なシュールさがあるのですが、だいっ好きなんですって。
ああよかった。

私からしたら、毎日5分も同じ動画を毎日見る方が苦痛だったりしますが、半年も欠かさず同じ動画をきっちり見る息子はやっぱり天才肌です。

ちなみにごくたまに動画が見れない日は歯磨きほぼできてないです。

凸凹さんでも、工夫次第でできることもあるし、ハードルをさげて、動画を見ればできるならオッケーです。見ないとできなくてもオッケー!

今は一番下の子の歯磨きを、動画を見せながら毎晩丁寧にやってくれるにぃにでした。


「凸凹はひらめきでカバーだよ」と最近いつも話しています。
自分の凸凹を理解し、自分のアイデアでカバーしてくれるようになったら嬉しいなあと思う母でした。


最後にこの場をお借りして。
堀田歯科医院さん。
素敵なYouTubeコンテンツに感謝してます!!

今日もお読みいただきありがとうございました。
今週も1週間、頑張りましょう!

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