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かわいい2人の「ナイショ」のユニコーンマスク

こんにちは。
昨晩ラッキーにも火球を見つけた、3人子育て中のフリーランスママデザイナーYomiです!

今日は娘とお友達のほっこり話です。

今朝、2歳と5歳の娘を保育園に送り届けたあと駅まで歩いていた時のこと。
5歳の娘と同じクラスの仲良しなお友達が、娘と同じマスクの色違いをしてあちらから歩いてきました。
いつもはお母さんと一緒に並んで歩く子なのに、今日はずいぶん前を歩いています。
その後ろから、いつものように妹ちゃんを抱っこしたお母さんが歩いてきます。

私は、すれ違う時に
「おはよう!その水色のマスク、〇〇(うちの5歳娘)も今日していったよ。一緒だね。」とお友達に話しかけました。
すると、いつも人懐こく笑ってくれる子なのですが、
無表情で何も話さずそそくさと通り過ぎて行きました。
あれ?と思ったけど、気のせいかなと思っていたら今度はお母さんとすれ違って「おはよう!」とお互い立ち止まりました。
さしていた日傘を妹ちゃんとお母さんにかざして、気心知れた感じで「ありがとう」と短い始まります。

「マスク、〇〇ちゃんがくれたんだってね、ありがとうね。かわいいのがあるんだねえ。」とお友達のお母さん。
「え?そうだったの?!知らなかった!!!」と言って通り過ぎていったお友達をもう一度みると、

お友達は〇〇と同じ色のピンク色に付け替えて変えて、こっちを向いてニコッしながら戻ってきました。

そうか、2色どちらも、お気に入りのマスクを上げたのか。
きっと「ママにはナイショだよ」と言って約束しなんだな。
そして今日はそのマスクをしていく約束を果たす日で、
嬉しくて勇んでお母さんよりずいぶん早く歩いていたんだな。
そこに私と会ってしまったのか。

察しはすぐについて、数日前のことを思い出しました。


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数日前、なぜか5歳の娘の保育園バックに着替えを詰めるとき、未使用の不織布マスクがたくさん出てきたのです。
娘が気に入っているマスクで、不織布なのにフルカラー。かわいいペガサスの柄が散りばめられているもので、一つのパッケージに2色入りの。

思い付きと衝動でいつも理解不能な行動をとる娘なので、それをみた瞬間また「おいこらまたか、なんなんだ今度は」という気持ちになりました。

「残りのマスク大事にしてよ。きれいなマスクこんなにたくさん保育園に持っていく必要ないでしょ?」というようなことを娘に言ったと思います。
娘は「はーい」と素直にささっと片付けていたのを思い出しました。


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そんなことがあったのよとお友達のお母さんに短く話しながら「そ一言いってくれたらいいのにね」と母2人笑い合いました。

そんなかわいい友情なら内緒にしなくていい、ママたちは応援するのに。

お友達に「保育園着いたらママ怒ってなかったよって伝えてあげてね」と伝えると、「うん!」と手を振ってくれました。


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それからいつものように仕事をしていてふと気づいたのですが。
もしかしたら2人だけの大切な秘密だったのかも知れないなとも思ったのです。
ママが怖いから言えなかったというよりは、娘は仲良しなお友達と自分しか知らない大切な秘密を持ちたかったのかもなー。
そうだよね、おませな女の子の自立の第一歩ってちょっとした「ナイショ!」かもしれなかったんだった。

そんなことにピンときたら、
気づかないふりしたらよかったなと少し後悔しながらも、
娘とお友達の日々がとても尊く思えたのでした。


おしまい。



とあるお母さんの子育て日記、お読みくださりありがとうございました^^

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