日経新聞の読みどころ5/7朝刊 第123号
おはようございます。
今日はコナモンの日です。
−−−【日経新聞の読みどころ5月7日朝刊】−−−
① 外国人観光客 入国再開へ 来月めど、まずは団体客 政府調整(1面)
② データで読む地域再生 ペットと共生 山口で加速 殺処分率、8年で92.1%→10.8%(2面)
③ 「転職で賃金増」最高32.6% 1〜3月 IT人材需要大きく(5面)
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① 外国人観光客 入国再開へ 来月めど、まずは団体客 政府調整(1面)
政府は6月をメドに外国人観光客の新規受け入れを再開する調整に入った。
大型連休明け2週間ほどの新型コロナウイルスの感染状況などを見極めて判断する。
まずは旅行会社などが管理しやすい団体旅行から認める案がある。月内にも方針を決める。
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(コメント)
現在は商用・就労などの目的で、日本国内に受入責任者がいる外国人の入国を認めていますが、これを観光客にも広げようとしています。
日本への外国人観光客は19年に過去最高の3188万人となり、1日平均8.7万人強が入国していたことになります。
今後、段階的に引き上げていくのでしょうが、日本が再び観光立国を目指すのであれば、1日10万人が来訪したくなるような魅力を再構築する必要があるでしょう。
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② データで読む地域再生 ペットと共生 山口で加速 殺処分率、8年で92.1%→10.8%(2面)
動物愛護意識の高まりもあって全国で犬や猫の殺処分が大幅に減少している。
引き取った数に対する殺処分率は2020年度に32.8%となり、12年度比44.5ポイント減少した。
減少幅が大きかった山口県や広島県では官民の積極的な「里親」探しが奏功した。
一方で全国では依然として年7万匹が保健所に引き取られている実情もある。
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(コメント)
子どもの頃に雑種犬を飼っていましたが、メスだったため、何回か子犬の貰い手を探し、家族で動き回ったことがありました。
幸い貰い手は見つかりましたが、その後どうなったかは分かりません。ちなみに、我が家の犬は病気で亡くなりました。
話を戻して、これだけ全国的に殺処分率が下がったのは、13年に施行された改正動物愛護法で、飼い主に終生飼養の努力義務を定め、自治体も引き取り拒否ができるようになったことが大きいです。
後は新たな飼い主を探す活動が広がっていることもありますが、人間と比べ成長スピードが早いペットを最後まで飼うという覚悟を、飼う前に植え付けられるかも重要でしょう。
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③ 「転職で賃金増」最高32.6% 1〜3月 IT人材需要大きく(5面)
リクルートが6日発表した調査によると、2022年1月〜3月期に転職した後に賃金が増えた人の比率は前年同期比3.4ポイント高い32.6%だった。
集計を始めた02年4〜6月期以降の最高水準を四半期連続で更新した。企業は業務のデジタル化を急いでおり、IT人材の引き合いが強まった。
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(コメント)
この記事を見て、リクルートでのプレスリリースを実際に見てみました。賃金増とは転職前の比べ賃金が1割以上増加したことを指しています。
5つの職種別で賃金増になった転職者数を集計しており、平均して約3人に1人が賃金が1割以上増加したことになります。
このプレスリリースでは賃金増以外のデータが一切出てこないのが気になりますが、まずは賃金増が過去最高というところに注目したいですね。
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【編集後記】
今朝の日経新聞を最終面まで見て、目に飛び込んできた本の紹介がありました。
「鴨川食堂しあわせ」(柏井壽)です。
様々な境遇の人の、思い出の味を探す、このシリーズをずっと読んでいるので、この最新刊を速攻でAmazonで買ってしまいました。
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今日の日経新聞の読みどころは以上です。
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