ヤマユリ白百合黒い百合

『唐沢家の4本の百合』
小池真理子

小林真理子さんのエッセイはめっちゃ好きだけど、とてもお名前の似ている小池真理子さんのミステリーを読んでみました。

昔から女子校に憧れていたこともあって、
女の子がたくさん出てくる小説は大好きなんです。
女子だからこその悩みとか、敵対心とか、友情とか、愛情とか。
尊いですよね〜

この話も、綺麗な女性がたくさん出てきました。
カリスマ的父親と、その三人息子の嫁たちに加えて
その父親と血の繋がっていない娘。
この女性たちが、雪山の別荘に閉じ込められて夜を共にしていくうちに
様々な暴露が…というストーリーなのだけれど、
圧倒的推しである有沙ちゃんの化けの皮が剥がれたり、
その本当の理由が感動の事実だったり…飽きずに最後まで
読み終えることができた!
エンターテイメントとしては最高でしたが、得るものは何もない、
娯楽小説としてはよかったです!でも
昼ドラを見ているような、胡散臭さは残りますね(笑)

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