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さよならスペイン、バルセロナそしてピレネーへ!スペイン18日目、アンドラ1日目ー欧州放浪記ー

2023/09/02 曇り

こんにちわ、冒険者の夜舞です。

今回はスペイン最終日って事でバルセロナへ行ってアンドラへ抜けるのですが、昨日手数料を惜しんでバレンシアついてからチケット買えばいいかって思っていた10:00のバレンシア発の便は売り切れ。

仕方なく手数料払って7:00のバスで行くことにしました。

正直8:00鈍行でも行けたし、なんならRenfeの高速鉄道使っても行けたから油断してたと言うのはありますけど、多分一番安いのがバスではあったと言うのは間違いないと思うので、バスで行くことにしました。


さっさと手数料払って10:00のバス予約したらよかったなと後の祭りです。

と、言うことで6:00前に起きて朝ごはん食べた後で6:30に宿出たら思ったより時間かかって6:50到着。

バレンシアは朝から暑い。暑いって言うか湿気が高くて蒸し蒸しするって言うのが正解。本当にここはヨーロッパなのかって思うほど気温は高くないのに湿気がきつい。

バスがもう来てたから乗り込んで7:00ぐらいに発車。

ここまでの時間全部まだ夜だし、バス乗ってしばらくは夜すら明けてないって言う相変わらず時間感覚の狂う国です。

とにかく夜が明けない事には何もできないので車内で夜が明けるのを待ちます。

今回はバルセロナまで34€。
移動だけで100€単位で飛んでいく恐怖ですよ。

これでバルセロナからアンドラまでほぼ同額必要なので昨日からもう100€も使っている計算になりますからね。

怖すぎる。

宿泊代も20€以下になる事はまずないし、下手すると40€とかになりますからね。ヨーロッパ怖すぎる。

10:00 バルセロナ付近までやって来ました。一度も街にも降りず高速道路を走っているだけ。

遠くに海は見えますが。結構遠いのでイマイチ。
ただ自然は非常に豊かで日本と大差ありません。これがスペインだと思うとあまりに南と違いすぎると言えるでしょう。

この辺りがカタルーニャ問題としての根本なのかもしれません。

天気もイマイチでずっと曇り。ここがあの晴ればっかりと噂の海岸だとは思えません。

10:35バルセロナ空港到着。バルセロナまで後少しですけど、バレンシアからは遠い。スペインの大きさを改めて感じます。

11:10 バルセロナ北バスターミナル到着。

トイレ行きたくなったから行ったらなんと便座もトイレットペーパーもなくて、無料とは言えバルセロナでこれかーって悲しくなりました。

そしてとりあえず街の雰囲気を見ながらサクラダファミリアに行くかと歩いて、ついでにスペインも最後なのでパエリアを食べに来ました。

どうもパエリアの本場は昨日のバレンシアだったらしく悲しい…とは思いますが、まぁ時期が悪かった。

そして入った店は中華系の雰囲気を感じますが、まぁこれも旅。

わざわざバルセロナなんて物価の高い場所で食べなくてもとは思いますが、スペイン来てパエリア一度も食べてないって言うのは流石になー

スペインは料理がおいしいって噂なのに一度も食べずに帰るのは流石にちょっとと言うところです。

フランスはあまりに高すぎて手が出ませんでしたし、これから向かう南フランスは物価が天元突破している事を考えると今しかないと言う感じに落ち着きます。

と、言う事ででてきたのがこれ。


11.8€。バルセロナという事を考えるとなんなら安いまであります。

感想としては、とにかくナイフとフォークで食べる食べ物じゃないっていうのが一番印象的ですけど、とにかくthe 海鮮って感じです。

うまい事はうまいけど、塩辛い。それに海鮮の主張がとにかく強くてもうちょっとマイルドな感じにしてくれたら方がうまいだろうなって感じです。

まぁもしかしたらバレンシアの本物のパエリアは別物なのかもしれませんが、毎日食べたい食べ物かと聞かれるとちょっと違うかなとは思います。

ご飯も食べ終わったのでサクラダファミリアを見学に。もちろん土曜日にチケットも買ってないから外から見るだけでですけど、確かにこれはすごい。

過剰装飾を突き詰めるとこうなるのかってぐらいとにかく隙間があるのが許せないって感じで像が大量に置いてあります。
尖塔の上にはよく分からない模様もついてますし、確かにこれは現物を見てこそ価値のあるっていうかあまりにも壮大と言えば聞こえがいい。

ぶっちゃけバブルの時に金に物言わせて作った謎の建造物感すら感じます。

あの真価は完成してから500年ぐらい経ってから問われるでしょう。今はとにかく完成しない物の代名詞として有名ですけど、完成した後果たして今と同じ地位が得られるか。

関係者も完成しない事を内心祈っていたりするかもなって思います。

まぁ2026年完成予定なので実はほぼ完成しているのかもしれませんけどね。


とにかくサクラダファミリアを見終わったのでメトロに乗ってゴシック地区に移動。

有名って言ってもバルセロナ伯だから他の街に比べるとそうでもないなって言葉をグッと飲み込みつつ、歴史を感じますな!って言ってました。

カタルーニャ広場で少し休憩した後、港側に移動して港を見学した後、コロンブスのオブジェを見た後、飽きて来たのでちょっと早いけどバス停へ。

近くの公園かカンプノウでも見に行くかって思いましたが少し雨がぱらついて来たので、バス停横のコンビニでコーヒーブレイク。

エスプレッソはとにかく値段の割に合わないって思うのは僕が貧乏性だからなんだとは分かりつつもこの小さいカップ一杯が1.6€かー
まぁバルセロナなんて物価高そうな場所でモロッコとほぼ大差ないと考えるとモロッコの成長が著しいのか、スペインの成長がアレなのか判断に迷う所ではあります。

とにかく時間潰しつつ、今後の予定を考えて結論でねーなと、ため息。

こういう場合は堂々巡りになるのは分かりきっているので、考えても仕方がないのに、考えずにいられないのは難儀な物です。

結局17:45までエスプレッソ一杯で粘って、トイレを探しに駅に行ったらなんと1€払わないと使えないいつものパターン。

スペインの中でもバルセロナとサラゴサぐらいしかあの形式当たった事ないだけになんなんだろうなって思わずにはいられません。

で、帰ったらちょうどバスが来ていたので乗ろうとしたら、カウンターでチェックインして来いと。

そういう仕組みならどこかに書いといて欲しいなーずっとここにいた訳ですし。

18:15 定刻発車。

ビックリするぐらいスカスカで土曜日って事でネットで買っておきましたけど、これなら現地来て買ってもよかったなと。

しかし今日の朝の例もあるので難しい所です。

正直たかが3€にそこまでこだわっても仕方がないので、忘れるとしてバスはピレネーの中へ向かって進みます。
念願のピレネー越え。これやりたくてわざわざバスクまで行ってスペインに入った訳なので感動もひと塩。

まだそんなに近づいていないのに、崖のような山と樹海がお出迎え。本当に植生があまりに違いすぎて驚きしかありません。

19:30 高速道路降りて一般道へ。通り過ぎて行く街が近くに見えて非常に楽しい。

その分揺れもひどいっていうデメリットはありますけどね。

19:50 ポンツって街を通過。そこから山の中を登って行く道に変わったのであそこがピレネー麓の集落なのかもしれません。

20:10 なんとダムの横を通過。スペインのダムってこんな感じなのか!って純粋な驚きがありました。
そして道は必然的にダム胡沿いを走る道になり、ダム胡はいいなと改めて思います。

左手は岩盤の断崖絶壁。地層がそのまま隆起して山になったと言う事がはっきりと見て取れるその姿にはただ圧倒されるのみです。

20:30 流石にかなり暗くなって来たのでちょっと景色はイマイチ。それでもピレネーの中を抜けるってコースには素晴らしさしか感じません。

20:48 アンドラ国境到着。スペイン側に抜ける国境はめちゃくちゃ渋滞してて人気の国なんだなと思います。

そしてまさかの抜けた先でパスコン。シェルゲン圏内なのに入国がなかなか厳しい国みたいです。

と、言う事で僕の記念すべき50カ国目はフランス、スペインの間にあるアンドラになりました。パチパチ。

夜も遅いからバスで行くかと思ったらもう終電っぽかったので歩いて宿へ。

今日も疲れました。

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冒険者の夜舞でした。

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