![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/113517742/rectangle_large_type_2_b8a87cf497baf04eb480bc9d81ffae1e.jpg?width=800)
遂に来た地中海を超えてアフリカへ!スペイン14日目,モロッコ1日目ー欧州放浪記、北アフリカ放浪記ー
2023/08/15 晴れ
こんにちわ、冒険者の夜舞です。
本日は一度ヨーロッパを離れて地中海の対岸モロッコへ行こうと思っています。
昨日は寝ようとしたら団体の奴らがやって来て窓開け始めるって言う何考えてんだよ。
クーラーかかってるんだからそんな開けたら困るみたいなことを言ったような言ってないような。
とにかく眠くて頭回らなくなっていた中でイラッとしながらも寝ました。
そして、朝6時に起床。
いつも通り当然まだ真っ暗な夜。
朝ごはん食べながら準備を整えて6:45出発。
外もまたしても真っ暗でこれ途上国なら怖くてタクシー呼ぶレベルだなって思いながら歩いて大聖堂まで行ってみたらなんかこんな暗いのに大量に人がいますし、なんか大聖堂前の道路封鎖してました。
なにかパレードか何かやりそうでしたけど、時間もないし何やってるかも知らないのでさっさと後にして川沿いのタワーに行ってみました。
当然まだ真っ暗で黄金の塔もかたなし。
仕方なくスペイン広場まで歩いて行きようやく空が白くなり始めました。
スペイン広場はイスラム様式の巨大な宮殿の前にある広場でこれが広場…だとと思わずにはいられない規模のデカさで、セビージャ本当になんでもとにかくでかい…
これは一日では全く足りなかった。夏じゃないいつかまたリベンジですね。
て、言うことで15分前の7:45バス停到着。
8:00のバスに乗り込んでヘラクレスの柱ことジブラルタル海峡へと向かいます。
フェリーも予約してないけど、まぁ大丈夫でしょう。
8:05発車。今回はなんと運転手後ろの席。なかなか期待できそうな場所です。
今回は24.90€でした。
9:30 カディス到着。ここからイベリア半島を回っていくみたいで非常に嬉しい。
しかし揺れる車内で地球の歩き方読んでいたら少しグロッキー。やはりバスでの読書は無理があった。
9:44チクラーナ到着。なんか名前的にペルーみたいなので、てっきりあれ現地語かと思ってましたけど、逆にスペイン語だったみたいですね。
10:10 コニル到着。めっちゃ白くてちょっと怖いぐらいです。
5分休憩。10:18発車。
まぁそんなもんだろうなと言う所です。トイレ休憩入って良かった。
11:15 タリファ到着。もうジブラルタル海峡ですよ。
イベリア半島もあっという間でした。海が眩しい。それでいて海じゃない方は山が連なっていてなかなか面白い景色です。
11:45 アンへシラス到着。なかなか山沿いの道をいくダイナミックな道で楽しかったです。
まぁ対面が妙に渋滞していたのは気になりましたが…
とりあえず街の中央の公園まで行ってみた後、港へ。
アンへシラスはこの位置にあるにしては思ったより暑くなくやはり海沿いはそこまで暑くないんだなって思ったりします。
港に12:40についたらちょうど13時発のセウタ行きがあったのでそれにしました。
時は金なり。38€でちょっとこの距離にしては高いかなと言う所ですが、まぁ仕方ありません。
ジブラルタル海峡荒れてたら遅延するらしいのですぐ動く方が大切です。
13:00アンへシラス出航いざアフリカ大陸へ。
ユーラシア大陸を離れていく様はやはりグッとくるものがあります。
そして念願のヘラクレスの柱を見ながらジブラルタル海峡を渡ってアフリカ大陸へ行くわけですが、離れていくジブラルタルを見てああ、そう言う事かってようやく理解できました。
確かに突き出て山が柱のようにそそり立っている様はギリシャの英雄ヘラクレスを思い起こされます。
少しずつ離れて行き、近づくアフリカ大陸を見ながら思ったより遥かに近い。
そりゃここが地中海の出口として歴史の舞台になったわけだわって思いながらの船旅。
13:55セウタ到着。あっという間でした。フィンランド、エストニアより近いぐらいでした。
とりあえず船を降りてセウタの中心地にある王の壁方面へと歩いて中心の様子を見ます。
海がとてつもなく美しくてアフリカすげーなとか思いながら適当に回ってバス停へ。
14:30 やって来た国境行きの7番のバスに乗ってモロッコ国境へ。
0.85€でしたのでかなり下がったかなと思います。
久々に陸路で出国して、モロッコの入国審査。
止まる場所と職業を聞かれただけでスタンプもらえました。
ついでに時差があるので1時間戻します。久々のポルトガル時間。
スペインに戻る時には1時間進める必要があるので注意ですね。
ただし、スペイン国境からモロッコの出口までかなり長く歩くのもなかなか大変でした。
そして抜けた先に町までのバスがあるかと思ったらなくてタクシーしかいない。
仕方ないし2キロぐらいだし歩くかと歩いていたらタクシーが止まったので今ユーロしか持ってないと言うとお釣りをディルハムで返してやると。
まぁちょっとちょろまかされるのは仕方ないとして交換してくれるって言うなら交換してもらうか。
どうせ現地通貨ないと困るのは目に見えてる訳だし。
と、いう事で10€払って90ディラハムバック。思ったよりなかなか良心的で助かりました。
で、街の中心で下ろされて暑かったからアイスを買って10ディラハム。
ユーロ換算するとかなり下がりましたが、日本円換算だとまだちょっと高いかなって感じです。
で、市場の奥にバス乗り場みたいなものを発見したからタンジェ行きのバスを探しますが、思ったより声変かけて来てくれないし、言葉は通じないし苦労しながら16時のバスを30ディラハムで購入。
国境付近だとこんなもんかって感じです。
でも、数字だけがスペイン語知識でなんとなく想像つくのは嬉しい誤算です。
しかし、市場見るにとんでもなく文明度が下がったと言うか横のスペインとあまりに違いすぎてよくこれで問題起きないと。
おまけにバスの待ち場は妙にハエが多くて嫌になります。
とりあえず市場調査も兼ねてコーラを5ディラハムで購入。
ついでにやる事もないからの横の市場を少し見学。
パン屋でパンと朝食用にたくさん売っていたでかいパンを三つ購入。それぞれ2ディラハムでかなり物価が下がったように思います。
とりあえずやることもないのでハエの多い待ち場でひたすら16時になるのを待ちます。
本当にタンジェに行けるといいのですが。
流石に日陰とはいえハエが多すぎるあの場所にずっといるのは辛い。
と、言うことで外の日陰に。
ハエはまだいますが、風がある分ましになりました。
15:43 タンジェ行きって人が呼びに来たので乗り込み。
いやーモロッコって国をちょっと甘くみてました。
バスには乗れたからタンジェには行けるでしょう。
やっぱりアフリカをヨーロッパ方面見ながら走りたいって思ったのでちょっと無駄に苦労した感じありますね。
そして16時発なのになんでこんな早くから冷房も効いてないバスに乗れられたのか分かりません。
普通に暑いよ。もっと外で良かったじゃん。
どうせ16時になんて出ないんだし。
16:15 いまだに動く気配なし。
流石にあまりに暑いので外へ。
マジでこの途上国のこの時間適当なシステムはなんなんでしょうね。
そして外に出て少し涼んでいたら動くと。
もっと早くから外にいれば良かったと大後悔ですよ。
そして動いたと思ったら出口で停車。
もう暑いんだからさっさと動いてくれよと涙目です。
16:33 色々あってようやく発車。
見る限り適当に手上げて止まってくれそうないつものシステムっぽくてやっぱりこれかー
これな気がしたから別に外で待ってればいいんじゃない?って思ってましたけど、分からなかったから暑い車内にいたって言うのに。
まぁ散々苦労したから窓側の海沿いの席取れましたけど、それでも努力に見合わない。
そして移動中に見える雄大なアフリカの山地。そして落ちている大量のビニール。
ビニールをそこら辺に捨てるのはこの手の国の常識かなんかなんでしょうか。
それでもむき出しの地層が明らかに隆起した様子を見せていて地球がどうやって今の形になったかが一目で見えるその姿は素晴らしいの一言です。
また見る限りローマかカルタゴの城壁が川沿いにその巨大な姿を晒しています。
流石にここまで来るとでてくるなーって感動します。
また海沿いなのでジブラルタル対岸のイベリア半島もうっすら見えているからアフリカに来たんだって思ったりもします。
まぁいつものように何故か止まって客引きヤル出すのは勘弁して欲しい所ですけどね。
そして気がついたらあんなに最初はスカスカだったバスも座りきれない程満席。
こうなるの分かってたからさっさと動けよって思うんですよね。
そして予想通りタンジェ近くで大渋滞。こんな平日になぜ?って言いたくなりますが、渋滞しているものは仕方ありません。
で、渋滞終わって街に抜けたらバスターミナルにてっきり行くのかと思ったら全然違う場所に進んで行きます。
これはダメな奴だ…って思って急いでおりました。
あのショッピングモールで降りておくべきだったとは思わなかった。
仕方ないのでバスで帰ろうとしますが、全然バス来ない上に止まってくれない。
もう仕方ないし、タクシーで行くかって思って手上げても全く止まる気配なし。
仕方ないととりあえず北に向かって歩いて人がたくさんいる停留所でバスを待って乗り込み。
いつもの適当な方向に行くバスに乗って曲がったら降りるって事を繰り返して宿まで行く事にします。
1回目のバスでバスステーションまで行く事に成功。
宿までの距離見て愕然としました。
遠過ぎる…
それでも次のバス停まで歩いてなんとか乗りたいバスに乗る事に成功。
しかし降りた先でも更に宿が遠くて歩いて行くのですが、なんと宿旧市街地の真ん中。
何を思って僕はこの宿を取ったんだと思ってしまいましたが、とにかくなんとかたどり着く事には成功したので一安心でした。
本当に今日は疲れた…
今回はここまで。
ここまで読んで頂きありがとうございました。
良かったらスキ、読者登録をよろしくお願いします。
twitterのフォローもよろしくお願いします。
冒険者の夜舞でした。
日々勉強!無知の知を自覚する毎日です。世界には知らない事が多すぎる。 スキ、フォロー、シェアして頂けると励みになります。