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着ぐるみ生活

普通の人は自分が男である、女であることに疑問は抱かないのだろう。
トイレや温泉など、指定された場所を使うことも不思議に思わないと思う。
私は、なんで男じゃないのだろうかと常に考えているが、何度目が覚めても男ではない。
与えられた性別は、着ぐるみみたいなものだ。

特に現代の日本では、男女の区別や役割などがハッキリし過ぎていて、中間でいたい私にとっては生きづらい。
制服、更衣室、トイレ、温泉や銭湯、美容室、メンズデー、レディースデーなどなど、見た目も中身もどっちつかずの人間は、一体どこへ行けばいいのだろうか。

私は男性も女性もそれ以外の人たちも素敵だなと思うタイプなので、自分らしく胸張って生きてる人たちは皆カッコイイと思う。
今までは男性性や女性性を引き立たせる為のファッションが発展してきた。
着物や韓服などの民族衣装は、男女を際立たせて美しく見せる効果があり、とても素晴らしいと思う。
これからはきっと近未来的なものか、新旧や国、男女を超えたデザインの物が増えて来るような気がする。
既製品に自分が合わせるのではなく、自分に合わせた物を選び、身につけて個性を引き出していくようになるだろう。
男女の枠を超えて、自分らしさを大切に、自由に楽しく、ハッピーに。
みんな違って当たり前。
カラフルで輝ける未来を目指したい。

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