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やさしい気持ちになれたら、人生がイージーモードになってきた


最近、すこしだけ生きることが楽になってきた。

基本的にまじめな性格だったと思う。
むしろ、こじらせて完璧主義者で生きにくいなぁと感じることも多かった。

失敗はだめ。
まじめにやらないとだめ。
結果が出ないのは、なにかが欠けているから。

だめな自分に価値はないし、完璧でないことに意味はない。
99点じゃだめ。100点じゃないと。そんなことを思ってきた。
きっと、自分を追い詰めることが大の得意だ。

人生において、間違えた時は自分のことを人知れず呪ってきたような気がする。

「こんなんじゃ、嫌われてもしょうがない」
「ちゃんとできない自分が悪い」
「なんでいつもだめなんだ」

この世にある憎たらしさを表す言葉を、こころの中に思い浮かべて過ごした夜だって数えきれないほどある。


そんな自分に転機が訪れたのはいつだったのか、全然分からないんだけれど、自分の向ける視線によって世界の色は変わってくるんだ。

そんなことに、ふと気づいたことがあった。

厳しい目線を向けている時は、世界は冷たかった。
孤独で、独りよがりで、見えない重圧に押しつぶされそうだった。

だけれど、優しい気持ちで目線を動かしていくと、世界は温かくて安心できる場所に変わった。

張りつめている中で、優しい気持ちになることって簡単じゃない。
緩めてみた途端に、タイミング悪くミスをしたり怒られてしまって、やっぱり厳しく正しく生きないといけないんだなぁなんて、気持ちをより一層強く張り巡らせるようになっていく。

そんなことを繰り返してきたけれど、それでもちょっとでも人生の楽しみが見つかると、こころが喜ぶんだよね。


人前で難しい時は、ひとりの時だけでもいい。

ちょっと気持ちが安心できたり、楽しいって一瞬でも思えることがあると、世界が温かくなる。

夢中になれる、好きなこと。
思わず笑ってしまうようなこと。
もしくは、無になれるようなことでもいいはず。

なにか心のスイッチを切り替えられることを見つけると、少し生きていくのが楽になる。

嫌いなことも、自分の捉え方ですこし楽しくできることもある。

そして、少し楽しくなってくると、嫌いなことも嫌いじゃなくなるかもしれない。

同じ道を歩むにしても、ハードモードを強化しているのは自分の考え方や目線が理由かもしれない。

自分が生きたいモードで生きていきたいな。
最近、すこし世界が優しく感じられて、なんだかこころがぽかぽかしてる。


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