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《オーストラリア》ロットネスト島 -Rottnest Island-


「オーストラリアで行ってよかった場所は?」
という質問に対して、「パース(Perth)」と答えがち。


パースはオーストラリアの西海岸にあり、有名なシドニーやゴールドコーストとは反対に位置する都市。
「世界で一番美しい都市」と言われるほど景観のよい街だそうで、日本からの直行便もあるため知名度も上がってきたような気がする。

そんなパースからフェリーで行ける「ロットネスト島」は行ってよかった場所のひとつ。


ロットネスト島へのフェリー乗り場は、どうやら3つあるらしい。

「パース・バラックストリート桟橋」
「フリーマントル・ノースポート」
「フリーマントル・Bシェッド」

わたしは「フリーマントル・Bシェッド」からフェリーに乗って、45分くらい荒波にもまれて…はじめて船酔いを経験。これが本当に辛かった。


なんとか無事に到着してからは快調。
自転車をレンタルできるため島1周サイクリング。コースもいくつかあり、バスでの観光もできるみたい。

帰りのフェリーの時間もあるので確認のうえ、ベストなコースを選択するのがおすすめ。

自転車を漕いでいると、一面に広がる海と空。

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島のまわりに道があるので、海に沿ってサイクリングできるので快適。

場所によって、海の色も変わるので飽きない。
ところどころ、砂浜に降りれる場所も。

また、野生のペリカンがのんびりと過ごしている海岸も。

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ロットネスト島に行く目的は他にあったけど、この景色を見たらもう満足してしまったくらい。

どこを見渡しても美しかった。

個人的にオーストラリアの海で、西海岸がいちばんキレイな気がする…
(でも各々ものすごくよくて、いちばんって言いながらも決めかねる)

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あまりにきれいすぎて、初めて来たのに『ここがわたしのアナザースカイ!!』と叫んでしまった(ムービーも撮った)

海の色に違いがあることを知った場所。


さて、ロットネスト島に来たかった理由。
それは「世界一幸せな動物」と呼ばれる希少な有袋類クオッカとの触れ合える、ということ。


このロットネスト島。
この島を最初に訪れたオランダ人探検家が、島内のいたるところにいる有袋類のクオッカをネズミと思い込み、ネズミの島「ロットネスト」と読んだことに由来しているらしい。

そしてオーストラリアで野生のクオッカに会えるのも、この島だけらしくてパースに行くからには絶対行く!と決めていた。

サイクリングしながら探したけど見つからず、「でも景色が最高だったから会えなくても…」と諦めかけた時。

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「呼んだ?」

スタート地点にめちゃくちゃいた!

クオッカは、口元が笑っているように見えることから「世界一幸せな動物」と呼ばれていて。
美味しそうに葉っぱ食べてる…(手がかわいすぎる)


落ちている葉っぱを目の前に差し出してみると…

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ついてくる…かわいい…

と、永遠に癒やしタイムが続く場所。

クオッカが食べている葉っぱや木の実は大丈夫だけど、消化に悪いものや人間が食べるものをあげるのはNG。
そのため、噛り痕のついた葉っぱをあげるようにした。

また、サルモネラ菌を持っているらしいので触るのもおすすめできない。

ウオッカだけではなくて、野生の孔雀がいたり。
オーストラリアの各地で、いろんな野生の◯◯に出会えるけれど、何度出会っても感動するなぁ。

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お散歩しながらお気に入りのクオッカを探して…

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念願のセルフィー!


人懐っこくて近づいても逃げ出すということも少ない、かも。
葉っぱとかで注意を向けているとカメラ目線をくれた。食いしん坊さん。

お腹に赤ちゃんが入っているクオッカや、つがいのクオッカなど。
いろんなタイプの子がいた。

サイクリングも2時間くらい走ったけど、気持ちよかったからかあっという間の時間。
多少の坂道はあるけど、平地が多いので体力に自信がない人でも大丈夫なはず。

フェリーに45分くらい揺られていたけど、それがいちばん大変で。
外見ても波がぐわんぐわんしてだめだったので、目の前の壁に書かれている文字をひたすら読み込む時間にした。。
オーストラリアでフェリー何度も乗ったけど、フェリーというか小さめのボートみたいですごく揺れたので苦手な人は注意。


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もう一度行きたい場所のひとつ。



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