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こんにちは。迷走管理職のよくたろうです。

できるだけ、行動を無意識化して、継続性を高めるために、習慣化ってとても大切で、よくたろうも頑張って取り組んでいます。

触発されて、再度始めた速読も今日で2日目ですが、習慣化できるよう手帳にハビットトラッカーのページを作ってチェックをつけるようにしました。

速読って、脳のイメージ化のシナプスをつなげて、文字をイメージでとらえる技術、だと思うんですが、DVDで練習しているときは勝手に動画が流れるのでそれを目で追うって感じでできるのですが、いざ、実際の本でやろうとすると、気になる箇所が出てきたりするとついつい文字を読んでしまったり、ダメだーって思いながら、内容が気になって手が止まったりします。

これは、本の読み方として一文字ずつ読む、ってやり方が習慣化して染みついちゃっているんでしょうね。

いつも会社の人々には、変えろ・変われ、と言って、露骨に嫌な顔されるよくたろうですが、彼らの気持ちが少しばかりわかりました(笑)

新しい行動を習慣化していく裏で、捨てなければならない習慣を切り捨てていく。これは非常に難しいです。

DXの推進においても、この習慣化、がかなり悪さをしています。

日本は高度経済成長期の圧倒的な成功体験により、仕事に「お手本」がある状態になり、そのお手本どおりにできる人材を育ててきました。お手本通りにする、ことが習慣化となりました。バブルの際にも、そのお手本がアップデートされないまま、与えられた業務、上司との関係性、内向き志向が常態化し、さらに習慣化が病気に近い状態にまでなっています。

その状態のところに、突然、「君たちがやっていることは悪い習慣だよ、新しい習慣を身に着けよう!」といきなり言われても、できるわけがありません。

ここを切り崩すカギとしては、圧倒的リーダーシップで業務全体を見直ししてしまうか、最終的なゴールを見据えて少しづつ始めるかのどちらかになります。

以前、ある企業で、人事部の残業が多い、課題をなんとかしたい、というお題がありました。その際は人事部の業務一つ一つを何のためにやっているのか、組織の上位目的のどれにあたるのか、お客様にどんな価値があるのか、を人事部の方と数回ディスカッションしました。

そこで、みなさんが気づいたのが、自分たちが何のためにこの業務をやっているのか知らないままやっていた、ことや、同じような資料を複数の人で作っていたこと、無駄に品質の高い業務があったこと、でした。まさに悪い習慣化がなされていたんです。

ここを変えるだけで自分たちがよくなるのでは?と気づいた方々は、自分でできること、組織でやること、を仕分けして、対策を取られ、当初の目的である残業を減らす、ということが実現できたんです。

そして、それの成果を見たほかの部署の人々が、人事部にヒアリングに来る、ということが起こりました

その人事部のリーダーは、改革のリーダーとして、その後各部署への説明に回ったりと活躍されました。

この事例のように、まずは成果が出せそうなところから小さい成功を繰り返し、改革を習慣化することからはじめるのがおすすめかとよくたろうは思っております。

本日の20字まとめ

DXの習慣化は小さな成功を積み重ねること

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