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オーストリアの国民性が少しわかってきました

差別への不安

オーストリアに来る前は、

”アジア人差別をされることがあるのではないか?”

と不安でいっぱいでした。


コロナになってからというもの、アジア人への差別がひどくなっているとニュースで取り上げられることが増えましたから…。

ときには、道を歩いていただけで後ろから殴ったり、電車のホームに突き落としたというショッキングなニュースもありますよね。


「オーストリア人だから」という理由はまったくなく、

「アジア圏外に行く」ということ自体への不安が拭えませんでした。




オーストリアにきて5日が経過しました。

生活に必要なものや食料品を買いに外へ出ると、いやがおうでもオーストリアの人々と接する機会があります。

そこで、「オーストリアの人々って、優しいなあ」と思うことがたくさんあったのです。


自分のなかに「不安」があったことが、恥ずかしくなりました。


今回は、わたしが「たった5日でわかった、オーストリア人の優しいところ」を3つ紹介したいと思います!



オーストリア人、こういうところが優しい!

①Hallo!

オーストリアにきてまず感じたことが、あいさつが多いこと!

道ですれちがうだけで、
スーパーのドアではちあわせしただけで、
目が合ったら、まったく知らない人にも「Hallo!」と言ってくれます。
表情も大体にこやかです^^


これは、老若男女問わずな印象です。
わたしははじめ、「優しさ」と受け止めましたが、
きっと「当たり前」なのでしょうね。


言い方がとっても愉快な人もしばしば(笑)

「ハッ↑ロ~↓ ♪」

伝わりづらいですが、スーパーの店員さんはみんなこんな感じです(笑)


そういえば、わたしが小学生くらいのときは、地域の人に会ったら必ず「こんにちは」を言っていたなあ…なんて。

いつから挨拶をしなくなったのだろう( ノД`)

現地の人と遭遇したらまだドキドキしてしまいますが、
これから積極的に挨拶をしていきたいと思っています!


②母子に場所を譲る

わたしは、買い物への交通手段として市電を利用しています。

市電には、お母さんがベビーカーごと乗車できるよう、母子専用の乗車スペースが設けられています。それも入口のすぐ近くです。
(まずこれがイイですよね)

ただ、時間帯問わず市電の利用者はとても多いので、空いているときはだれでもそこに居続けることができます。

ある日、やや混んでいる市電に乗っていると、次の停留所で止まろうかというタイミングのときに、車内の乗客がいっせいに場所移動をし始めたのです。


あまりに突然かつ一気だったので「何事だ?!」と思い、あたりを見たら、
停留所にベビーカーを連れたお母さんが立っていました。


そのかたが無理なく母子専用スペースに入れるよう、”事前に”乗客が退いたのです。


これには非常に驚きました。

次の停留所で母子が乗ってくることを
”複数の乗客”が、
”事前に把握”し、
”すぐに行動”した
のです。

乗ってきたお母さんは「ダンケ^^」と言い、乗客も微笑みで返していました。


わたしはこの出来事に遭遇したおかげで、もう一つあることにも気がつきました。

それは、ほとんどの人が「日々の中でスマホを見ていない」ということです!
(日本では今やその逆で、ほとんどの人がスマホを見ていますよね💦)

今回のような優しさが発揮できる理由の一つだなあと思いました^^



③手信号を使う

わたしの生活する地域では、自転車に乗っている人をよく見かけます。
大通りには自転車専用レーンがありますが、小道だとないことが普通…。

そんな場所では、自転車に乗っている人が手信号をよくしています!

例えば、自転車で走っていて向かいから歩行者が歩いてきたとします。

でも、その歩行者とすれちがうのではなく、その手前で右左折をするつもりの場合、そのことを手信号で知らせてくれます。

だから歩行者側は、「あ、すれ違わないから、警戒する必要はないんだな」と安心するのです。

手信号、日本でももっと広まったら、道行く人が安心安全に歩くことができますよね。普及してほしい!


まとめ

以上、3つを紹介しました!
当たり前ですが、これからもちがった「優しさ」に出会うことができるのだろうと思います^^

言葉が通じなくても相手の優しさは伝わりますし、それはわたしにもできるよね、ということも痛感。

オーストリア、とってもいいところです!
ではまた!









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