世界で愛されて発売30周年!クリスマス限定「ホリデー シーズン アソート」をご存知ですか?
今日から12月。クリスマスムードが高まってきましたね🎄
クリスマス限定商品「ホリデー シーズン アソート」をご存知ですか?
定番の「シガール」や、秋冬にしか味わうことのできない焼き菓子など5種をクリスマスならではのイラストが入った特別な缶に詰め合わせました。
実は30年目を迎える歴史があるクリスマスならではのアソートなんです!
今回は私たちヨックモックがこのアイテムにかける思いと歴史、そして今年のデザインとおすすめの楽しみ方についてお届けします!
アメリカ発のホリデー限定商品!
30年の伝統を誇る「ホリデー シーズン アソート」ですが、実は1994年アメリカ生まれ!
1986年からアメリカに出店しているヨックモック。ニーマンマーカスをはじめ現地の百貨店用に発売したのがはじまりです。
アメリカには11月のThanks Giving Day=第4木曜日からクリスマスにかけて、ホリデーセールが実施される習慣があります。この時期ならではのギフトを求めるお客様のための限定商品として生まれました。
こちらは1994年発売の初代!デザインテーマは「スウェーデン ヨックモックのウィンター・マーケット」。社名の由来である自然に抱かれた北欧の街を紹介するために選ばれたようです。
アメリカで人気のクッキー5種類が詰め合わさっていることもあり、みごと完売だったそうです!
アメリカでの好評を経て、翌年1995年から日本でも青山本店限定で発売されました!手に取りやすいようにひとまわり小さいサイズも登場。今では全国の店舗でクリスマス限定の人気商品として定着しています。そして、台湾、香港、シンガポール、UAEなど、世界中で販売しているんです!
ヨックモックはクリスマス準備に1年以上かかる!?
「ホリデー シーズン アソート」の制作は現在もYOKU MOKU OF AMERICA ,lnc.と日本の商品企画担当者、画家のクリーヴさん、代理店が連携して完成します。どんな風にアートワークが生まれているのか、担当者にお話をお聞きしました。
― 毎年、缶のデザインはどのように作っているのですか?
実は、1年がかりでデザインが生み出されているんですよ!例えば、2023年の缶のデザインは、2022年の秋頃にクリーヴさんから3つのアートワークとおすすめが届きます。
― そんなに時間がかかってるんですか!
アメリカでの確認にすごく時間がかかるんです。多民族国家なので、宗教的な絵柄にも厳しいですし、商標権なども細かい確認が必要になります。どなたに贈っても喜ばれるようにするための大切な作業です。
― だからこそ、ずっと愛されているんですね。
そういった確認に11月から2か月ほどかかり、毎年1月頃にデザイン案3つから2つが選ばれます。私たちだけでなく、アメリカの百貨店・ニーマンマーカスのバイヤーさんの意見も踏まえながら選ぶんですよ。ルーツがアメリカにあるからこそ、現地の意見も大事にしています。
― アメリカでは、どんなシーンで人気なんですか?
アメリカのホリデーシーズンは贈り物の季節として文化的な慣習となっており、親族や友人、また企業のギフトなど、多くの人々がこの季節に贈り物を交換します。ヨックモックは、贈り手にとっても、贈り物を受ける人にとっても、定番の贈り物として、長年愛されています。
― なぜ、長く愛されていると思いますか?
他のブランドは目立つデザインのホリデー缶が多いですが、ヨックモックはどなたにも楽しんでいただける、上品なアートワークと品質を大事にしているからだと思います。毎年ホリデーシーズンの定番として楽しみにしていただいているお客様もいます。
― お客様やニーマンマーカスさんなどからの反響がありましたら教えてください。
ニーマンマーカス店舗担当者様からは「個人的にどの商品も好きですが、特にホリデー缶は毎年デザインが変わる特別な商品です。多くのお客様から入荷確認のお問い合わせをいただくんですよ」とご好評いただいています!
― ありがとうございました!
ちなみに街並みや夜空を描かれたものが大きいサイズ用、可愛らしいツリー・パーティーを思わせる明るくてポップなものは、小さいサイズ用に選ばれることが多いんだそうです。
選ばれた原画に「YOKUMOKU」と「年号」を追加し、最終調整されてデザイン完成!その後サンプル缶を作ったり、撮影したり、さまざまな準備を経て、ついにお客様に届く商品になります。
画家のクリーヴさんにお会いしました!
2003年から20年に渡って印象的なアートワークを手掛けてくれているのは、フランスの女性画家 クリーヴさん。クリーヴさんのファンタジックで心温まる世界観は、今やヨックモックのクリスマスには欠かせない作品になっています。
日本橋三越本店で開催の「クリーヴ来日展」にて、クリーヴさんにお会いすることが出来ました!
イラストの世界観のように、やさしく気さくでお茶目なクリーヴさん。
ヨックモックのお菓子もお好きで、中でも「シガール オゥ ショコラ」と「バトー ドゥ マカダミア」がお気に入りだそうです。
特別に、日本のファンへメッセージとサインをいただきました!
お菓子をプレゼントし、感謝をお伝えすることができて嬉しかったです!
クリーヴさんは北海道から九州まで25会場でサイン会をされています。(2023年12月5日まで)
今年の絵柄はこちら!
2023年の「ホリデー シーズン アソート」は、「村の広場のクリスマス」「さあ、クリスマスだ!」の2つの作品を描いていただきました。
絵柄を細かく見ていただくと、たくさんの発見があります。細かく描かれたキャラクターそれぞれが、クリスマスならではの楽しさ、そして驚きをユニークに表現してくれているんです。
ぜひ、お菓子を楽しみながら、色々と見つけてみてください!
今年のアートワークのコンセプトを聞いてみました。
モミの木や、サンタクロース。キリスト降誕の場面よりロバと牛も駆けつけてきました。平和のしるしであるオリーブの枝を咥えた鳥、皆でわかちあうケーキ…たくさんのクリスマスを象徴するモチーフはすべて、喜びの時、歌、そして子どもたちに向けた優しさを表現しているそうです。
描かれるのは、妖精や動物たちが忙しそうに、しかし楽しそうに過ごしているサンタクロースの国。たくさんの象徴的なアイコンがクリスマスに向けて出発です!ちょっとあきれ顔の太陽にも注目してください(笑)
明るくおおらかな雰囲気は、不思議な世界へ導いてくれます。今も昔も、クリスマスは子どもたちにとって特別なパーティなんだと思い出させてくれますね。
ホリデー シーズン アソート ギャラリー
歴代のデザインをご紹介します!
1995年から2002年まではフランスの女性画家 マリー・リンスールさんのデザイン。
2003年、クリーヴさんが初めてデザインを手がけたもの。
子どもたちと一緒にたくさんの動物がクリスマスを祝っているほほえましいシーン。ウキウキするほどの多彩な色使いも魅力ですね!
アメリカのサイトでは、2006年からの缶をアーカイブしてあるんです!
イヤーグッズとしてもおすすめ◎
缶のいいところ。それはお菓子を食べた後も楽しめるところだと思っています。
かわいらしいクリスマスの風景の中にはその年の「年号」がひっそりと描かれているんです。その年を印象づける品として、大切な記念日やお祝いなどのアニバーサリーギフト、思い出の品を入れてイヤーグッズとして楽しむ方もいらっしゃいます。
クリスマスプレゼントはもちろん、毎年集めてみてはいかがでしょうか?
おまけ:スウェーデンJOKKMOKKとの交流
ヨックモックの社名の由来となったスウェーデンの「JOKKMOKK(ヨックモック)」観光団をお迎えしたり、私たちも現地を訪れたり、温かな交流が続いています。
「ホリデー シーズン アソート」をJOKKMOKK観光局へ贈ることも毎年のお約束。観光局には歴代の缶がずらーっと並んで飾られているんです。
詳しくはこちらのnoteをどうぞ!
スウェーデンに伝わる「クリスマスの妖精」ユールトムテを描いたシリーズもクリスマス限定で登場中です。こちらもお見逃しなく!
(おわり)