サンタさんに何を願う

これを書き始めたのはクリスマスイブのお昼休みでしたが、気づけば丸一日経ってクリスマス。
みなさまいかがお過ごしでしょうか。
私はイブも華金も関係なく、「聖夜のおくりもの」の真澄のようにお仕事に邁進しておりました(笑)鈴村くんはいなかったけど、優しい先輩とクリスマスを迎えました。
今回は、xuさんの企画「サンタさんにおねがい」に参加させていただいたお話をさせていただきます。

昨日、xuさんの「サンタさんにおねがい」企画のお楽しみ会がありました。
xuさんのやわらかな声で進められ、温かさ、ご配慮を感じながら、みなさまの素敵なお願いを見せていただき、お昼休みに心温まったのでした。
ご自身が大変な中、素敵な企画を主催してくださり本当にありがとうございます。
私は、次のおねがいをしました。

この企画で初めてCanvaを使いました。といっても、技術がないので、テンプレートに文字を配置しただけです(笑)それでもこんな素敵に画像を作れるっていいなと思いました。
他のみなさまの作品は、素材、フォント、レイアウトなどなど、工夫を凝らされていて、温かいおねがいがたくさんあり、見ているとただただ幸せになります。
みなさまのおねがい、叶いますように🍀

私は、サンタさんに、切実に願いたいのは、仕事が落ち着くはずの春まで飛ばしてほしい、です(笑)
去年の今より少し前から同じプロジェクトの仕事をずっと続けており、同時に重い仕事が重なって、四年兼務し続けた営業はなくしていただいたものの、なかなかにしんどいです。
でも、サンタさんも忙しい中、そんな重いおねがい読みたくないよなぁと思いました。
では、何を願うか。

そんな仕事の辛さを慰め、昇華(とまでいえないかもしれませんが)できるのが、このnoteでした。
昔から好きで憧れていた創作、エッセイに挑戦し、公開したこと。今年一番の私の変化だと思っています。
そして、ありがたいことにそれを受け止めてくださるみなさまに恵まれたこと。こんなに幸せなことはありません。誰からも反応がない悲しみ、恥ずかしさを、別のサイトで一度経験したがゆえに、心からそう思っています。あのとき、やっぱり私には向いていないと一旦世に出すことを諦めて、それから一ヶ月して尊敬する先輩のおかげでこの場所に出会えてよかったです。まただめかもしれないとドキドキしながら綴った一本目は、秋だけど「サンタとトナカイ」というお話でした。
この前「クリスマス『っぽい』記事」にまとめたところ、新たにスキをいただけてうれしかったです。一番、クリスマス感の薄いものですが、まだまだ拙いものですが、受け入れていただけたんだなぁと感慨深くなりました。
全然別のお話である、本当の処女作「サンタとトナカイ」を世に出して取り下げたあのとき、筆を折らなくてよかった。
交流の場としても、放流の場としても、ここは大切な場所になりました。これからもお世話になります。

さて、いつものごとく本題から逸れましたが、この「サンタさんにおねがい」企画で、noteの場で何を願うかと考えたとき、夢を願おうと思ったんです。
夢を言葉にするって、照れくさいし、勇気がいるじゃないですか。特に、普段を知られていると、そんな夢みたいな、と思われるかもしれない。怖いです。
実は、小さい頃はまっすぐ自分の生きたいように生きるタイプだったのですが、幼稚園、学校という社会の荒波に揉まれ、自信をどんどん失い、自分の気持ちを押し殺すようになりました。大学は私の分岐点となり、初めて私という存在が認められたと実感した場でした。でも、十五年という月日で失われた自信や自尊心がすぐに取り戻せるわけではありません。
自分を守るため、場がまるく収まるため、余計なことを口にしない。書かない。その余計なことに私が分類したことの一つが、夢でした。
小説家になりたいと思っていた小学四年生。原稿用紙に一生懸命書いては消してを繰り返し、いつも頭の中には想像の世界が繰り広げられていた。そんなこと人には言えないから、学習机の引き出しにしまって、頭の中だけに秘めていました。
もちろん、現実をどんどん知って、読書をしながら本の奥深さ、一握りの作家さんたちの素晴らしさが身に沁みて、私自身で将来のことは決めました。それを決して後悔していません。
当初の想定とまるっと違うたまたま出会った仕事だけど、日々生きていくために選び、今では本当にやりがいも感じ、よりよい仕事をしたいと奮闘しています。いろいろしんどいけれど。
来年はそのしんどさを軽減して、プライベートを大事にしたいと思っています。それは自分で叶えてみせます。
夢みたいな。本当にそう思います。noteで桁違いのスキがつく凄い方々を知っていますし、スキの数関係なく私が大好きな、胸に響く作品をたくさん生み出されている方々を知っていますもの。でも、サンタさんになら、夢を伝えてもいいかな。そして、公言することで、私自身もそれに向けて少し変われるかな。そんな気持ちで、あの言葉を、思いとともに乗せました。

みなさまの中には、サンタさんのお手伝いをなさっている方も多くいらっしゃいますよね。
子どもや想い人たちの顔をぱーっと輝かせる、素敵なことだなぁと、お見かけするたびその光景が想像され、勝手ににやけています。
大人になると、サンタさんとは縁遠くなってしまいますが、この企画を通じて、私もサンタさんに久々におねがいできました。
みなさまは、サンタさんに何を願いますか。

サポートしてくださる方、ありがとうございます! いただいたサポートは大切に使わせていただき、私の糧といたします。