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かっふんだあ。

 上の記事で指摘されている年代を考えると、メーカーの啓蒙によって何でも「除菌」するという生活習慣が始まった時期とも重なっている気がします。言い方は悪いですが、あまり衛生的ではない生活の人の方が花粉症にはならないというのが私の持論。
 10年前に都落ちして実家で両親と暮らすようになって分かったことですが、二人とも床に落ちたご飯を拾って平気で食べてました。当然のようにアレルギーとは無縁、コロナとは無縁、ワクチンにも無症状な人たちでした。お腹を壊したという話も聴いたことがありません。私は親に比べたら立派な潔癖症ですが、不衛生な1人暮らしは30年もしてきたからなのか、ずっと東京にいても花粉症とは無縁でした。

 日本の価値観からすれば不衛生と思われる発展途上国でアレルギーが少ないことも有名です。日本も欧米も一緒ですが、100年遡ればどこの先進国だって発展途上国とそう変わらない不衛生な生活が当たり前だったと思います。逆に言うと、今の潔癖症な世の中が不自然で人間の健康には良くないだろうという想像ができます。
 上の記事では花粉そのものに問題があるように書かれていますが、日本の戦後復興期には今の中国のような公害問題があったはずです。今はむしろそこまで空気は汚れていないような気もするのですけどねえ…
 可能性としては両方あると考えるべきではないでしょうか。

 知らんけど。

「だっふんだぁ」とはどういう意味ですか?

落語に出てきた「せき・くしゃみ」

志村けんは、伝説的な番組『8時だヨ!全員集合』の終了後、どんな笑いをしていこうかと悩んだ時期があったそうです。この頃に桂枝雀の落語にめぐり合い、すっかりファンになりました。 著書『変なおじさん』によれば、その噺の中で「偉い人がくしゃみをする」様子が「だっふんだ」と聞こえることから誕生したフレーズだそうです。

QUIZ JAPANより

 それだけに留まらず、現代の子供たちは明らかに体力も体質も弱くなっています。それは人間社会の在り方にどこか間違いがあるからのような気がします。でも解決が面倒くさいことは誰も指摘しないのが世の中。

 だから「知らんけど…」と言うしかない。

<(ↀωↀ)> May the Force be with you.