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ゲームマーケットで、ルールブックの大切さを学んだ。ルールブックを作るコツと当日に必要なちらしの枚数【展示編3:配布物】

こんにちは。医療系カードゲーム「ツボかるた」を開発した横山です。2022年4月23日(土)に開催された、国内最大級のアナログゲームのイベント「ゲームマーケット2022春」(略称:ゲムマ)に出展をしたので、その記録も兼ねて記事を書いています。

カードゲームを開発したのですが、遊び方のルールブックについてはこれまで、それほど大事だとは思いませんでした。

ですが、600ほどのブースがひしめくゲームマーケットでは、たくさんのゲームから自分のゲームを選んでいただかねばいけません。

それには、以下の2つが大事になってきます。
1)事前にゲームをいいと思ってもらえる
2)当日、会場で目立ち、話を聞こうと思ってもらえる

対策としては、
1)は、ゲームの遊び方などをTwitterなどで事前に告知。
2)は、ゲームの良さをアピールするブースを作った上で、
短時間でゲームの遊び方を伝えなければいけない。

結局、ゲームの遊び方を簡単に説明できないとダメなのですね。
過去のゲムマに出展された方の投稿を見ると、
A4のフライヤーでゲームの紹介、
巻三つ折り(開くとA4)でルールブック(遊び方)をまとめる
とよく、当日はルールブックの方が人気だという投稿がありました。

そこでこの記事では、ルールブックと、当日に必要となりそうなちらしの枚数について、書いてみようと思います。

当日に必要なちらしの枚数について記載された記事は少ないと思うので、参考にしていただければと思います。

(1)ルールブックで大事なこと

ゲームの遊び方(ルールブック)は、カードゲームの「ツボかるた」を作ったときはそれほど、大事に考えていませんでした。

以前、編集者をしていたこともあり、人に伝える文章をまとめる部分には自信があったからです。
それで、簡単に以下のようにまとめていました。

商品につけている遊び方(ルールブック)

これでは、大体の流れはわかるのですが、ゲームの魅力は伝われないですね。大反省です。

今回、ゲムマに出展することにして、一番反省したのが、ルールブックの内容についてです。

以下、他の方の記事を拝見して、大事だと思えたことをまとめます。

・全体の流れを最初に言う

「一回やって勝者が決まると終わる、得点が高い人が勝ち」など、ゲーム全体の流れを最初に示す。そのほうが理解がしやすい。

・目的を最初に言う。

ゲームの目的(ツボの押し方を学べるゲームです、勝利につながる点数を集めるゲームです、脱落せずに最後まで残ることを目指すゲームです)を最初に示す。

・ユニークな部分を最初に言う

人は同じようなジャンルのゲームを思い浮かべて解釈しがちなので、他のゲームと違う、ユニークな部分は最初に強調する。

・ゲームの終了条件を書く。

いつ、ゲームが終わるのかを書く。


あと、以下の項目で、ゲームの説明ができると良いようです。

・10秒でゲームの説明をして欲しい
・メカニクス・ユニークなところは?
・詳しいルールが聞きたい


上記の項目を踏まえて、

・「ツボかるた」を一言で説明
・ユニークなところ
・プレイ人数と時間
・内容物の紹介
・「ツボかるた」で発見できること
・「ゲームの概要」(どんな遊び方があるゲームか?)
・遊び方詳細
・「ツボかるたシリーズ」の紹介
・「ツボかるた」を楽しむコツ

を項目にして、以下のようにまとめました。

(2)ゲムマで必要なチラシ枚数

平日3日間、行なわれる展示会では、1000枚あれば十分だと言われています。私は2020年に展示会に2度ほど出展しましたが、そこまで必要500でなく、2人で運営したブースでは500もあれば十分でした。
(数人で配布する場合は参考になりません。また展示会の分野によっても変わるでしょう。こちらは、医療系の場合です)

今回のゲムマは一般向けの展示会だったため、枚数の予測がまったくつきませんでした。

過去に出展された方の投稿を見ると、2018年の記事が多く、古い情報でした。また、結構売れているエリア出展の方の場合で、2日目で1000枚用意したの足りなくなったとあります。

2022年は、チラシなどの手渡し禁止で、トレイに入れて渡すことが指定されました。ですから、配れる枚数は大幅に減りました。

ゲムマの新作展示コーナーに設けられた、共用のチラシ置き場(※)に置いても100部も減りませんでした。皆さん100部ぐらい置かれていました

※共用のチラシ置き場とは、口の字型に長机を並べただけの簡易的なもの。
テーブルクロスぐらいはしてほしいものだが:汗


ブースで配ったものも100部程度でしょうか?
ルールブックはもっと少なかったです。

ゲムマに来場する方は、若い方が多く、エンタメ系を求めており、医療系に興味を持たないということもあるかもしれないです。

1日出展であれば、200もあれば十分のような気がします。


以上、展示で必要となるチラシについて、まとめさせていただきました。
これから出展される方の参考になればと思います。


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最後に、参考となるリンクを記載します。

ゲームマーケットのために結成した、医療系カードゲームのコラボユニット
心身健やかラボ;https://twitter.com/shin2sukoyaka

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ツボかるた、ブランディングサイトを作成し、販売をしています。

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【ツボかるたの企画・販売】
医療系広告代理店 Medic Art8:https://medicart8.jp/

▶︎ 医療系素材集を運営しています。 https://medicart.jp/
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