YOKO's SONG WRITING CAMP IN SWEDEN

音楽生産大国スウェーデンで行った、自分主催のJ-popソングライティングキャンプから帰ってきて５日が過ぎました。改めて結構大きなイベントをやってきたのだなという、出し切り感を感じてます。
初めてオーガイザーを務めたのですが、今まで作曲家として私自身が体験してきたキャンプとは全然違うものになりました。YOKO's freedom song writing camp みたいな、もっとかっこいい名前を後ほどつけますが、そんな動きと空気感の中、内容的にはかなりプロフェッショナルでありつつ、ゲーム感ある面白いキャンプになりました。

自分の経歴は話すと長くなるので、記事の中で順次説明していこうと思います。直近の経歴としては、作曲家として某音楽出版会社と業務提携を交わし、スウェーデンストックホルムに約４年間滞在していたという経歴があります。現地作曲家とJ-popを中心に楽曲を書くのがメインの業務で、そのほかにも新人作曲家の発掘などを行っていました。それが終了したのが２０１６年末。そこからしばらくして、２０１７年に日本に戻ってきて今に至ってます。

とはいえ、北欧の果てと東京の生活や音作りのギャップが埋まらず、帰国後はしばらく作曲から離れて歌の仕事をメインに生活していました。少しづつ、英語でコライトを行う講座の講師などを行う中、ひょんなことからスウェーデンでソングライティングキャンプをやる企画が発生して、自分がオーガナイザーとしてそれを進めることになり、地味に準備を進めつつ、１０月末から１１月頭にかけて一気に現地にてエネルギーを爆発させてきました。

結果は想像以上にセッションが上手くいき、現地の才能ある作曲家やプロデューサーの方々と楽しいしか言いようのない時間を過ごすことができました。もちろん次への課題もたくさん見えましたが、それも含め本当に価値のあった一週間。会社も看板もなく、フリーランスソングライター兼シンガーに戻ったにもかかわらず、そして２年近いブランクがあったにも関わらず、よくぞスウェーデン作曲家や音楽出版社の皆様信用して集まってくれたなぁ！と、めゃくちゃ感動だらけの日々でした。本当にたくさんのLOVEを感じました。

わたしはこういう仕事のやり方が好きだし、音楽とは一生離れられない人生だと再認識。新しい世界がまた開きはじめたー、これからがめちゃくちゃ楽しみ！と本当に心の底から熱い想いがこみ上げてきています。

CWFというコミュニティから参加してくださった日本人の作曲家さんたち７人も、それぞれすごく頑張ってくれていました。いろんな意味でこれからの音楽活動をパワーアップさせる刺激になったと思うし、よい楽曲も生まれたので、皆さんのこれからの展開がとても楽しみです。

もう一つ新しい試みとしては、今回、過去の仕事のエリアとは別の領域の門を一からたたいてイベントを行うということをやってみました。小さいとこから火をつけて、ひとりでどれだけやれるだろうと思ったけど、何だか以前よりもっと自由で、いろんな人や会社が集まり、サポートもしてもらえて、奇跡みたいな流れの中にいました。

プライベートもいろんなシンクロがあり、はじめて行ったスタジオやただ街を歩いているだけなのに、前の仕事仲間や友人にばったり会うということが頻繁にあって、すごく楽しかった。２０１７年に泣きながら日本に帰らざるを得なかった記憶が完全に書き換えられました☆ 
私にとってストックホルムという街は、到着した途端一瞬にしてこの土地にまた住んでいるような、時空がなくなる不思議な街です。やっぱりスウェーデンは自分のセカンドホームだと、こちらも再認識いたしました。

何者でもなくなるって、本当に素敵ですね。過去のキャリアより今の方が断然楽しいです。いくらでも自由に動ける。
引き続き私はこのスタイルで、音楽を生んで、歌って、世界中を飛び回ることを決意しました。今回はスウェーデンだったけど、一箇所だけにとどまらない。これをスタートに、本当に世界中を飛び回ります。

生み出すものはJ-popだったり、海外に向けた楽曲だったり、自分プロジェクトの音楽だったり、そこも境界線なく、自由自在にそれぞれをやれたら本当に幸せです。異業種とのコラボもやるだろうし、思いついたことをどんどん現実化しながら海外と繋がっていきたいです。

最後にもう一度、キャンプに参加してくださった日本人作家のみなさん、スウェーデン人作家の皆さん、現地で関わったすべての音楽出版会社のみなさん、本当にありがとうございました！

次回はまたさらにおっきなイベントやりたいと思います！

#音楽 ,＃作曲,#作曲家,＃ソングライティングキャンプ#,＃歌,＃音楽生産大国,＃海外,#スウェーデン,