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台湾ライフ|ふらり日月潭へ女子一人旅

こんばんは。

 気が付けばすっかり更新が滞っていたこのnote。もう少し更新回数あげようとちょっと反省。ということで、コロナで海外旅行が出来なくなって、ずっとずっとお泊まり旅をしていなかったのですが、自然に触れたいなぁと2020年12月にふらりと訪れた日月潭の一人旅の様子を。

 そもそも旅好きなのに「コロナで出歩けないよね」「海外に行けないよね」と自分に我慢を強いて、2か月に1回は海外(日本含む)と行き来したり、旅をしていたのに全然動いてませんでした。それが故に見えないストレスが溜まりに溜まっているのに気が付いたのが夏ごろ。物理的に動くことで自分のエネルギーも流れができて活性化したり、新しい場所やいつもと違う場に行くことで気づくことも変わることもリフレッシュすることもあるし。やっと無理やり週末にまとまった時間を確保して、もう一度ゆっくり訪れたいと思っていた日月潭を訪れたのでした。(という長い前置き)


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日月潭:https://www.taipeinavi.com/miru/40/

 日月潭は台中市にある台湾で一番大きな淡水湖。観光地としても有名な場所ですが、日月潭の紅茶も美味しいと有名です。今回は金曜日の午後半休をとって金曜午後から日曜夕方帰宅というスケジュールで行ってきました。


台北からの行き方

 台北からは、高鐵(台湾の新幹線)で台北駅から南下方面に乗車して台中駅まで移動します。高鐵の乗車時間は1時間ほどで途中止まるのは板橋(バンチャオ)駅だけ。ほぼ日本の新幹線と同じ作りです。途中ワゴンでおつまみやお菓子、お酒やコーヒーを販売しにくるところも全く同じ。

 高鐵のチケットは駅の窓口でも購入できますがネットでの購入がオススメ。ただし支払いは台湾のクレジットカードかコンビニ等で機械を使っての支払いになるので台湾内での購入になります。それでも28日前から予約ができるし日本語表示もあるのでとっても便利。kkdayなどで外国人向けの割引もあったりします。こちらは駅の窓口での購入となります。


 そして台中高鐵駅で南投客運の日月潭行きのバスへ乗り換えます。バスは系統6670で日月潭まで高速経由でだいたい1時間半ほど。高鐵の改札がある2階から1階のバス乗り場へ降りていくと、日月潭行きのバスのチケットを販売しているコーナーがバス乗り場への入り口のところにあります。そこでチケットを購入。往復で400元ちょっと。時間指定はないので、復路もいつでも使えるよってことでした。

 私が購入した時には一応中国語で話しかけたのだけれども、見た目と拙い中国語のおかげで直ぐに「日本人嗎?」と聞かれ「對、日本人」と答えたら、窓口のおばさんが簡単な日本語が話せる人だったので、日本語と簡単な英語で往復かどうか?乗り場が何番のりばか?を質問&説明してくれました。きっと日本人観光客も多く訪れてたはずの場所なので慣れてるんだろうなぁ。

 そんなこんなで日月潭行き乗り場でバスを待ちます。埔里(puli)行きも来るので乗る時には必ず日月潭行きかどうかの確認をする必要があります。直行ではなく間で何箇所かバス停に止まりますが、日月潭は最終到着地。到着した場所にはバスチケット売り場とお土産物やさんが併設された7ELEVENがある水社遊客中心(Shuishe Visiter Center)があります。


ホテルまでの移動

 私の宿泊したホテルは、この水社遊客中心(Shuishe Visiter Center)から徒歩10分もかからないぐらいの場所にあるHotel Del LAGO(日月潭大淶閣飯店)だったので徒歩移動しましたが、水社遊客中心(Shuishe Visiter Center)の側にタクシー乗り場があり、そこからタクシーでもホテルまで移動できます。

 荷物がバックパックのようなものだったら近くに観光用に自転車をレンタルしてくれるお店もいくつかあるので、そこで自転車をレンタルして移動しみても良いかも。電動自転車を取り扱っているお店もあるようです。今回私はレンタルしませんでしたが、湖の周囲をサイクリングしている人も大勢いました。


Hotel Del LAGO(日月潭大淶閣飯店)とその周辺

 今回、のんびりと過ごすことが目的だったので、日月潭をテラスから眺められるちょっとよいお部屋にしました。というのも、部屋でゆっくり寛いで過ごす時間も確保したかったこと、日月潭も眺めながらのんびりしたかったこと、そして、のんびりしにと言いつつもいくつかMTGがあったので部屋から参加した後に気分を切り替えて過ごしたかったから。女子一人で過ごすには贅沢なお部屋にしてみました。全然旅に行ってなかったからいいよね、というちょっとした言い訳と共に。テラスからの眺めは最高!目の前一面に日月潭の形式が拡がります。ホテル自体は昔からあるホテルなので設備は少し古めだったけれども、綺麗にお掃除も手入れもされていて気持ちよく過ごせました。

 1Fに小さなおみやげ物屋さんとお茶屋さん、そしてSTARBUCKS。お茶屋さんは、ティースタンドも併設されていたのでその場で注文してテイクアウトも可能。私も滞在中に一度日月潭の紅茶ラテを注文してみました。ほっとする優しい味でした。STARBUCKSもテラス席があってそこから日月潭を望めます。到着したその日も翌日・翌々日の朝もカフェラテを買いに行き、朝はお店のテラスで日月潭を眺めながらのんびりと過ごしました。私が過ごした時はそれなりに自転車で日月潭一周の旅をしている人も多かったようで、本格的にな自転車ライダーの人たちも休憩に立ち寄っていたり。

 地下2階に食事をするレストラン。地下2階といってもホテルが傾斜地に建っているので、地下2階からそのまま外にでると日月潭が目の前の広場に繋がります。

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 このホテルで唯一残念だったのがこのレストラン。スタッフの中の一人が微妙に態度がよくなくて、驚くほど待たされたり。ちょっとイラっとくることも。でも、これはスタッフ次第なのでなんともなぁ、という感じ。他のスタッフの方はとっても親切でした。そして朝ごはんはビュッフェなのですが、典型的な台湾のビュッフェ。台湾料理メニューは美味しいのですが、洋食メニューとなると洋風、、、というか、なんかちょっと違う。気分をかけて洋食食べたいと思ってた私にはちょっと残念。台湾の人向けの味付けになってるのだろうから仕方ないのかもなーー。たくさんの種類があって、小籠包や角煮もあったりして、台湾を楽しみたい人にはとっても良いと思います。


遊歩道

 今回、朝は日月潭沿いの遊歩道「日月潭涵碧歩道」のお散歩をしてきました。ホテルから日月潭側に出ると右側の方に階段があり展望台のようなところがあります。ここは日月潭が一望でき、石碑があるので写真スポットにも。到着した日はちょっと曇り空だったので残念でした。晴れると向かい側のやまの稜線が綺麗に現れてとても綺麗なのです。

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 ここから日月潭沿いの遊歩道にいくことができます。遊歩道は1.5キロほど。自然に溢れていて、とても心地よいお散歩コースでした。

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水上船とロープウェイ

 日月潭にいくのであれば、水上船に乗ってみることをオススメします。船酔いしやすい人も、湖で波がほぼないので酔う可能性は低いんじゃないかなぁ。本数も15分に1本程度、船会社もたくさんあるのでバスのように気軽に乗ることができます。運行されているのは朝8時から夕方17時頃まで。季節いよっても時間帯はちょっと変わるようです。


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 船着場は3箇所。水社遊客中心(Shuishe Visiter Center)に一番近い①水社碼頭、②玄光寺碼頭、そして③伊達邵碼頭。①→②→③→①というように順番に船が巡っています。私はこの順番通り移動したのですが、船会社によっては①→③と移動できるところもあるみたい。

 乗船チケットは船着場でも購入できますし、水社遊客中心(Shuishe Visiter Center)に日月潭の水上船乗り場やロープウェイ等のチケットをまとめて購入できる窓口もあります。私は船着場の側にある窓口でチケットを購入しました。往復チケットと言われたけれど3カ所ある船着場を周遊するチケットで、300元のものを購入。チケットと合わせて手の甲に目印のスタンプを押されました。


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 本当に船での移動は気持ちよかった!晴れていたこともあって、風を感じながら水上移動は普段とは全く違う感覚で、このまま風に吹かれていたいなぁって感じるほど。湖の上を移動するだけでも気分転換になりました。


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 3つ目の伊達邵碼頭には大きな観光センター「伊達邵遊客中心」があります。その前には広場が広がっていて、音楽を奏でている人がいたり、シャボン玉のパフォーマンスをしている人がいたり、みんな好き好きに楽しんでいました。そこから一歩通りに入ると食べ物屋さんやお土産物やさん、露天なんかもあって、食欲をそそられます。すっかり写真撮り忘れましたが活気があってとても楽しい通りでした。


 その伊達邵遊客中心から海沿いを歩いて15分ほどのところに、ロープウェイの乗り場「日月潭纜車站」があります。このロープウェイは、ここから原住民の生活を再現・紹介している「九族文化村」まで続きます。乗っている時間は15分程度かな?料金は往復300元。キャビンは普通の作りのものと床がガラス張りになっている「水晶(クリスタル)」と書いているものと2種類あります。水晶の方がとても人気があるのですが個数が少ないようでその時は15分待ち。


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 私はそこまで拘ってなかったので普通のキャビンに乗りました。コロナのこともあって1グループずつ乗り込みます。ということで、一人旅の私はキャビン貸し切り。思う存分景色を眺めて楽しんできました。


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 海側から一気に山に上がり、山と山の間を移動し、そして麓まで降りていきます。

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 降りた場所すぐに九族文化村の入り口がありました。純粋にロープウェイに乗ることだけを楽しみにしていたので、今回私はここには立ち寄らずにそもままもう一度復路の乗り場へ。また、同じルートを景色を楽しみながら、のんびりと戻ったのでした。



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 日月潭。実は紅茶でも有名です。私も今回そのまま入れても甘みをとても感じる紅茶と、紅茶に花を合わせた華やかなものを購入してみました。挿れるとフワッと香りが広がり本当に美味しい。飲むとふんわりと幸せになる紅茶でした。

 他にも紅茶を使ったお菓子もたくさん。是非、日月潭に行ったこときには、紅茶も楽しんで欲しいなぁ、と思っています。

 少し時間はかかるかもしれないけれども、公共交通機関を使ってとてもい訪れやすく、そして自然に富んだとても素敵な場所なので、何度も台湾を訪れている方には是非一度訪れて欲しい場所の一つです。 

 


 

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