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第1回講座 実践編① 戦いは不戦勝

第1回のテーマは「共感」

子どもの気持ちに共感する。(同感ではない)

でも、なんでもオッケーして許容するのではなくて、制限は設ける。


そ、そ、そんな難しいこと、あります?


受講した日の夜のこと


「昆虫のDVDみたい〜〜泣」

学んだことを生かすチャンスがすぐ訪れた。

21時だった。ここから70分見せるわけにはいかない。

「明日も保育園あるから」

「もう9時だからまた明日ね」

「もっと早く言わないと〜〜」

「ご飯食べるの時間かかったもんな、ざんねんだなー」

いつも言う言葉を飲み込んで…


「そっかぁ、DVDみたいんだね」

「昆虫好きだもんね」


言ってみた。



「やぁーだっ!」


だ、だよねー泣

そう、うまくはいかないか。

(すぐに実践できる相手がいて良いじゃん、と夫氏ポジティブ。)

やっぱり無理じゃないか…。声かけはできても、行動を制限できるわけない。


もう少し続けてみる。

「今日は9時過ぎちゃったから、明日みるのはどう?」


がんばった、だいぶ時間かけて譲歩した…

「やぁーだっ! みるー泣」

勝手に電源入れ始めた…。

わたしの学びはなんだったんだ?(白目)



諦めて、ちょっと離れて、3番目を寝かしにいく。


…って、あれ? ちょっと落ち着いた…?

私がいない間に、パパと図鑑をみて満足したのか、歯磨きはすんなり。

3番目を寝かしながら、さて次はどうしようかと作戦をたてていたのに、なんだか不戦勝の気分。

元々、こちらを試しているのはわかるんだけど、時間がもったいなくて根気よく話せないんだよね。



戦わずして勝つ、それが共感なのかな。

対峙しないで、同じ方向をみる。

そういうことなのかなぁ?

まだまだ、どう制限したら良いかは、わからない。

もう少し、続けてみよう。


1日目、終わり。



続く




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