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「ウキウキ」「モヤモヤ」日本語の「オノマトペ」は魔法の言葉

はじめましての人も、いつもお立ちよりいただいている人も、ようこそお越し下さいました🙇‍♂フードコーディネーターのNYです。地場産品のマーケッターを目指して日々奮闘中です!フリーランスになりたての気持ちをnoteに綴ってます。

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さて、クリスマスやお正月が近くなり、心が「ウキウキ」する時期になりました。私は仕事柄、年末は「バタバタ」しています。

今日は「ウキウキ」や「バタバタ」などの表現

オノマトペ

について記事にしてみたいと思います。


食べ物のおいしさを表現するのに「オノマトペ」を使うと良いと言われています。「ホクホク」「モチモチ」など。音やイメージなどを表現するのによく使われます。確かに美味しそうな響きです。

お恥ずかしい話ですが、フードコーディネーターになって「オノマトペ」という言葉を初めて知りました。表現は良く使っていましたが、その表現に名前がついていることは全く知りませんでした。ただ、言葉は分かったとしても意味などを深く考えずに今に至っているので詳しく調べてみることにしました。

オノマトペの意味

<オノマトペの意味>
オノマトペとは、さまざま状態や動きなどを音で表現した言葉のこと。主に自然界にある音や声など、現実に聞こえる音を人の言語で表現した言葉である。犬の鳴き声の「わんわん」など。その他には、「ワクワク」のように、実際には音は聞こえないが感覚的な表現としてのオノマトペがある。日本語は特にオノマトペが多く用いられている言語といわれている。

<オノマトペの語源>
オノマトペの語源は、古代ギリシャ語のオノマトポイーア(onomatopoiia)に由来する。古代ギリシャ語のonoma(名前)とpoiein(作る)という言葉が融合しオノマトポイーア(言葉を作る)がという言葉が生まれた。古代ギリシャ語のオノマトポイーアを語源とし、英語ではオノマトピア(onomatopoeia)、フランス語ではオノマトペ(onomatopee)という言葉になっていった。

weblio辞書より

「ん?古代ギリシャ語の語源?日本語は特に?」ってことは日本以外にも似たような表現あるんだな。海外に住んだことが無いので考えたことはなかったのですが、ついでなので調べてみました。

英語のオノマトペ

achoo クシャミ〔ハクション〕
arf 犬の鳴き声〔ワン、キャン〕
bam 衝撃音〔ガン、ドスン〕
chatter 休みなく話すこと〔ぺちゃくちゃ、ぺらぺら〕
cheep ひな鳥の鳴き声〔ピーピー、ピヨピヨ〕
chomp ほおばって食べるさま〔むしゃむしゃ〕
gargle うがい、しわがれ声〔ガラガラ〕
moan うめき声、愚痴をこぼす、不平を言うさま〔ぐちぐち、ブツブツ〕
waft ゆっくり浮かぶ、漂うさま〔ふわり、ふわふわ〕
whimper 鼻をすするように泣くこと〔しくしく、めそめそ〕

TORAIZ 英語のオノマトペ一覧!

沢山ありましたがほんの一例。発音は不明ですが音の表現が多いですね。

オノマトペと若者言葉

という記事も面白かったので共有します。

オノマトペは感覚に働きかけ相手に簡潔に伝わりやすい語のため、若者言葉の中にも多く取り入れられている。頭で考えるよりも心で感じることを重要視する傾向がある若者にとってオノマトペは最適なツールの1つである。オノマトペを使用してテンポよく会話を楽しむ若者が多い。例文としては「あの先輩、オラついてて怖い」などがある。

この例文でのオノマトペは「オラつく」である。これは「オラオラ」という強引や高圧的な状態を指すオノマトペが元になった若者言葉である。その他には、「ジワる」というオノマトペもある。後から「ジワジワ」と笑いが起こる状況を表現する若者言葉である。その時には面白くなかったのに、後から徐々に面白さが込み上げてくる状況を、「ジワる」というたった3文字で表現している。このように若者も会話をリズミカルに進行するために無意識にオノマトペを活用している。

weblio辞書より

若者言葉にあまり良い印象はありませんでしたが「会話をリズミカルに進行するために」というところが、そういう観点もあるんだなぁと改めて考えさせらえました。若さとの関係性を深堀り出来る方いらっしゃれば、是非、教えてください🙇‍♂

まとめ

「オノマトペ」について、いろいろと調べてみましたが、いかがでしたでしょうか?

今回いろいろと調べてみて感じたのは、食べ物の表現は日本独特のものだということです。(食に関わる仕事をしているので特に気になってしまいました。)

「ホカホカのご飯」と言われれば、頭の中に温かいご飯が浮かんできて、美味しいイメージも一緒に浮かんできますよね。今も書きながらお腹が空いてきています😁

もうひとつは「気持ちの表現」ですね。「ウキウキ」とか「モヤモヤ」とか気持ちを音に出来るのも日本語にしかないのでしょうね。「ウキウキ」だったら楽しいイメージになるし、「モヤモヤ」は暗いイメージになります。

「オノマトペ」はイメージが生まれる魔法の言葉です!(響きもカワイイ😆)

日本語は感情や情景を豊かに表現できる言葉なので、日々の会話やnoteの執筆など、日本語の良さを出していけるように意識したいなと思う今日この頃です。

「オノマトペ」を使って食べ物の美味しさを伝えていきます!

英語にも食べ物にこんな「オノマトペ」あるよっていうものあれば是非コメントくださいね😊スキやフォローもしていただけると嬉しいです!

「ワクワク」する年末になりますように✨

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