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みんな「お金の心配をしたくない」から、お金が欲しい

投資や資産運用の仕事に関わっているとたまに

「そんなにお金増やす必要もなくない?」

というコメントを友達からもらったりもする。

それは自身がお金に現状で困っていないからなのかもしれないし、お金がなくてもいろいろコストを落とせば暮らしていける、という考えからなのかもしれない。でも私からしてみれば、お金はあればあるほど楽だし、それを使ってやりたいこと、買いたいものがたくさんある。

お金に関する2つの考え

お金はそれ自体にはなにも価値がない。硬貨は単なる金属だし、紙幣は紙切れだ。でもなぜ多くの人が欲しているかというと、それがあらゆるものに交換でき、多ければ多いほど自分が満足できるものに交換できる可能性が高いからだ。

そんな中、先程も述べたように、お金に関する考え方については、2通りの人がいる気がする。

・お金をできるだけたくさん欲しいと思っている人
・お金よりも大切なものがたくさんあると思っている人

どちらも実は同じ理想について、違う手段で言っているだけではないかと思う。同じ理想とは、「お金のことを心配しなくてもいい状態」。

もう少し言い換えるならば、

【自分が欲しいときに欲しい物が手に入り、行きたい場所に行けて、会いたい人にいつでも会える状態。緩やかな制約がありつつも、自分がやり遂げたいことに熱中できるような状態。】

どちらもゴールは実は同じ。そのための手段やルートが異なるだけなのではないだろうか。その手段について整理すると、2つの方法があると思う。

1.お金をたくさん生み出す仕組みを作る
   →高い給料の仕事につく、配当金がたくさん手に入るものを得る等

2.理想を近いものに設定し、コストを抑える
   →いまの報酬で手に入れられるもので満足する、欲しいものは自分で作る等

お金の心配をしたくないからこそ、私はお金を増やしたい

働いているうちは、もしくは健康なうちはお金の心配は小さい。おかげさまで会社の健康保険の仕組みなどによって、働けなくなってもしばらくは給与も支払われる。

しかし、20年後、30年後、もしくは老後となると不安で仕方がない。収入面もそうだが、いつどんな支出が発生するか不透明な部分が大きいと感じる。だからこそ、私はいまのうちにお金がほしいし、少なくとも給与以外でお金を生み出す仕組みを作っておきたいと思う。

ちなみに私の理想は、「毎年100万円の配当収入を得て、そのお金で家族で毎年旅行したり、美味しいもの食べたり、車を買ったりすること」。給料とは別にそうしたお金を得ることで、喜びや安心感を得たい。

もちろん、満足感を買えずにコストを抑えることも同時にやって行き続けたい。そのうえで毎年株などから100万円がもらえれば、多くのお金の不安がなくなるなぁ。


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