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1人当たり生産性の現状を把握する〜人事のプロへの道①〜

小さな会社の人事部長。元人事コンサルが事業会社の人事部長となりました。これまで大企業、スタートアップ、フリーランス、中小企業とあらゆる立場でもがきながら生きてきた女です。3人の子育てしながら、良い生き方、良い働き方、人生の楽しみ方を模索している実体験を綴ります。*スペック*40代、子供→関西、九州最難関中学に合格した中学生長女、サッカー少年(小4男)、のんびり末っ子(年長女)、3人の子育て中。夫は自営業。

さて。思い立って人事のプロを目指している私ですが、今のところ現状把握に徹しております。

前回の記事はこちら

まず、2年後に売上を2倍にすることが決定している故、売上を2倍にするから、今の倍の人数を採用しよう!という単純な話ではないわけです。

できれば、現在の労働生産性をはっきりとさせ、2年後に労働生産性をさらに高めている状態が求められます。

と、いうわけで。
労働生産性を算出することにしました。

労働生産性とは?

はい。めちゃくちゃ低レベルな話かもしれませんが、基本が大事です。
生産性という言葉は耳にタコができるほど聞きますよね。
生産性を上げろ〜!!っていうあれですね。

生産性はインプットに対してどれだけアウトプットできたかって話ですから労働生産性についてはインプットが労働力となり、アウトプットが売上(指標によっては営業利益など)になります。
正確には付加価値生産性と呼ばれます。

よし!
ここ数年の労働生産性を計測しよう!
と思ったんですが、まず最初の壁。
労務担当から情報を引き出すのに手こずる・・・笑

とりあえず、今時点で正確な労働力の数値が出てこないので、計算式だけはしっかりと準備しております。

労働生産性にパートタイマーの数は入れるのか?それが問題だ。

労働生産性=付加価値/平均従業員数
※付加価値≒売上総利益

要は、粗利を従業員数で割れば良いのですが、従業員って一体誰を指すの?
正社員?パート?アルバイト?派遣?業務委託?
現在あらゆる雇用形態で働く人がいるのですが、この人たちをひとまとめに従業員としてカウントしていいの?
いや、良いわけない。

ということで、どうやって整理するのか調べたところによると・・・

従業員の中には本部勤務者やパートタイマー、アルバイトなどもすべて含まれる。パートタイマー、アルバイトは1日8時間労働に換算して計算する。

https://xtrend.nikkei.com/atcl/word/00/00001/00968/

さぁ、自分の会社の生産性を計測してみよう!!

2ヶ年分の決算書と睨めっこしながら、労働者数は正確なものがわからないので、大体こんなもんでしょ。で計算したところ、2ヶ年とも1人あたりの生産性が1300万円程度でした。
さて、この数字が良いのか?悪いのか?

日本の中小企業であれば、業種によって異なりはするものの1000万円超えていれば良いとされるそうです。
というわけで、1300万円ってすごく良いのでは???
ただ、労働者数が適当なので、この数字も怪しいですが。
ちなみに大企業は2000万円超だと良いとされているようです。

今もなかなか良いこの生産性をさらに高めつつ、2年後、売上を倍にするための人事戦略を具体的に策定していかねば!!

で、まずは従業員の情報が欲しい・・・
この待つ時間が生産性悪い・・・笑

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