量をこなすことでしか質は高まらない

日本の「ものづくり」の世界、伝統工芸、機械産業、食文化、などあらゆる分野において突出した技術力が高く評価されている理由は?

もちろん手先の器用さや勤勉さという日本人特有の気質が由来していることもありますが、以前書いた記事にもある様に、100年以上の歴史ある企業数が世界ダントツ一位=長きに渡るその特化した分野における技術の蓄積が大きいのではないか、と思います。

来る日も来る日もコツコツとやり続ける力、継続力の集積がある日大きな力を生み、思いも寄らぬ先進的な技術を生み出す。
まさにディッピングポイントが訪れる。この繰り返しが質を磨き、高めていくのです。​

筋肉トレーニングなどスポーツ、勉強も同じですよね。
全く変化がないから、もうやめてしまいたい!と思う、そこから諦めずに継続していくとある日突然、結果が現れ、自分の理想のタイムや、理想の体を手にいれることに繋がっていきます。

営業も同じでした。
最初はとにかく量をこなす、結果が出始めるとそこから更に改善が生まれ、同じ量をこなすのでもより効果的な方法が生み出され、どんどん効率的に結果を生み出せる様になるのでした。

何事も同じですね。
ある分野に特化して徹底的に取り組む時期(最低1万時間)を設けた方が良い。
そこからその専門分野を軸にしながら、次の掛け算に入っていく自分の可能性が広がっていくのです。

例えば書道でも、まずは基礎のかたから学びますね。
書道は楷書が出来ていないと、草書や行書なんて味のある字は書けません。

それと同じで、何事もまず基礎を学び、それをある一定量やり続ける。そこから始めてオリジナリティが発揮され、誰にも真似できないあなただけの希少性が生まれてくるのではないでしょうか。








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