ハワイでの日本酒の楽しみ方
ハワイで日本酒なんて飲む人いるの?よく聞かれます。
ズバリ、います。
ハワイは、他州に比べて日本酒普及率が高いのは、明治時代の移民政策で、多くの日本人がハワイに移民し、そのまま現在は、日系3世4世5世の時代となり、日本文化が根強く定着している、という歴史的背景が理由でもあります。
弊社はハワイ、LA、シンガポールで日本酒マーケティング事業を展開しておりますが、中でも、ハワイでの日本酒イベントが最も盛り上がり、商品定着率も高いので、個人的に一番大好きなマーケットでもあるのです。
本題に入りますが、この常夏ハワイでの日本酒の楽しみ方は様々。
もちろん常夏とはいえ、燗酒も楽しまれますし、お猪口で嗜むことも、ワイングラスでグビグビいくことも。
やはり定番は寿司、和食と合わせる、というのが王道ですが、ハワイはアジア料理や、ウェスタン料理等、様々な国の料理が楽しめることが食文化の一つでもあり、ベトナム料理、タイ料理、先日はビルマ料理と日本酒のペアリングを実施し、ベストマッチの日本酒を沢山発見しました。
既成概念に囚われず、柔軟に楽しんでもらえる国民性というか、
地域性が、日本酒の未知の可能性を生み出し、楽しみが何倍にも膨れていく、そんな面白さを発見していく、それがハワイでの日本酒の楽しみ方の一つとも言えます。
日本酒は、輸入商品なので、仲介会社の数によって日本酒の値段も高低様々ですが、$10/720ml 前後から、良い酒を見つけることも出来ます。
最近はステイホームで、自宅で楽しむ方が増えており、リーズナブルに($20以下)購入できる日本酒シリーズをご紹介しています。
日本酒の価値って、本当に価格ではないんですよね。
ワインもそうかもしれないけど。
その人の今この瞬間の舌のコンディションに合うかどうか。まさに一期一会。
例えば、値段やブランド名を伏せて試飲してもらうと、高級酒だと思ってしまうくらいですから。
情報って下手すると、本質、真価を狂わせる効果もあるのです。
体が喜んでいるか、その日本酒から作り手から伝わってくる、何か感じるものがあるか。
そんな観点で自分が好き!と思える日本酒を探してみてね。という楽しみ方がハワイというのんびりした土地には合っているのかと思います。
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