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NY再開

NY reopen NY再開

6/8から、NY市は第一段階のビジネスが再開した。第1段階とは建設業、製造業、卸売業、一部の小売店、農業、林業、水産業である。それと同時に、レストラン、バーは、外で飲むのは大丈夫と、たくさんの人がバーでテイクアウトのドリンクを買って、バーの前でたむろしている。が、レストランの外でのダイニングプランは第2段階(6月下旬を予定)で、まだである。が、レストラン側は、その準備として外にテーブルを置き始め、それで、たくさんの人たちがバーの前でたむろし始めた。クオモ州知事は、「これでまたコロナ感染者が増えたら、ロックダウンを考える」とご立腹である。段階的な再開計画に準拠していないビジネス、特にバーやレストランについて、州全体で25000件ものの苦情があったと語り、規則に違反しているバーやレストランは、酒類免許を取り上げるということである。まだまだ慣れない事なので、手探りでやっている。

https://gothamist.com/food/photos-new-yorkers-are-trying-day-drink-away-pandemic

https://gothamist.com/news/coronavirus-updates-june-14-2020


とは言っても、この暖かい陽気で、外に出る人は止まらない。最近は、みんなマスクをしているだけで、パンデミック前とほとんど変わらなくなっている。10人以上の集まりも大丈夫になり、5月末から続いている抗議活動もまだ継続している。ソーシャルディスタンスは殆どないし、NYでは禁止されている花火も、毎日のように上がっているし(どこで調達しているのだろう)。ニューヨーカーは、そろそろ気が緩んできたらしい。


パンデミックでNYを離れた知り合いも徐々に戻ってきている。ライブ活動はまだできないが、スタジオでジャムったり、ルーフトップでアンプラグドでライブをしたり、個人的な集まりで音を出し始めている。ライブストリームはもう恒例化しているが、インスタグラムだと必ず音が遅れるので、残念ながら、なかなか見ようという気がしない。向こうは、大体家でやっていて、こっちが家でパジャマ姿で見ていても、なんだか気分が上がらないし、やっぱり現場でのライブ感が恋しい。と思ったら、9月のUKバンドのライブのチケットを取ったという友達がいて、9月にライブが再開するのか、UKのバンドがNYに来れるのか、と訝しげだが、そろそろライブ活動が戻ってくるか。

そのライブストリームだが、このパンデミックの中で、きちんとマネタイズできている例もある。音楽会場のエルスホエアは、ルーフトップの季節になり、毎週金曜日7-10時、ルーフトップからのライブストリームを始めた。その名もサン・ストリームス。
https://www.instagram.com/p/CBTy-YZgjxW/
このイベントでは、その日のアーティストが、最も関心を持っている組織に集めたお金を寄付する。抗議活動に行かないなら、ここに寄付して、と言うことである。前回のイベントminecraftでは、$6500を集め、全てをBlack lives matterに関する国家保釈基金に寄付をした。https://elsewither.club/
会場やレーベルがオーガナイズしてくれると、沢山のバンドが一気に見れるし、知らないバンドももれなく見れるので、見甲斐がある。バーガーレコーズ達が企画したメモリアルディのイベントは50弱バンド、DJが参加で、12時間のライブストリームをやっていた。
https://www.facebook.com/events/548428185822225/

NYのライブストリームのリスティングはここで見れる。https://www.ohmyrockness.com/features/15570-concert-livestreams


まだ第一段階だが、NYは再開し、地下鉄も通常本数に戻り、普通に戻ってきている。第2、3、4と順調に再開してくれる事を願う。

Yoko Sawai

by http://4533studio.nyc/

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