「1年前は全く想定していなかった未来」が今、目の前にある
先ほど、今期最終講となるいのちの学校の打ち合わせをしました。
今回の東京開催を共に運営しているチームメンバーに当日の担当についてご相談を。というのも、講座のある4/16(火)18:30~21:00はばっちり鍼の学校の授業時間と被っているからです。
そのやりとりをしていて改めて、1年前にいのちの学校東京4期の開催について準備をしていたときには、1年後に鍼灸師を目指そうとは1mmも考えていなかったことを思い出しました。
1年前は、鍼へ行くと身体の調子がすこし良くなることは感じでいましたが、鍼は「施術として受けるもの」で「自分が携わるもの」とは思いもしませんでした。
しかも、1年前の今日は静岡のお寺で「僧侶のためのグリーフケア連続講座」を開催していたことが写真で分かり、(それが、今回の記事の写真です)毎月知多・静岡・横浜の3地域で僧侶や寺族の方向けの研修があるお寺三昧の日々で、こうやって仏教×グリーフケアについての活動をこれからも行なっていくのだろうなという気持ちでおりました。
もちろん、鍼灸の学校がはじまってからもリヴオンの講座や研修に携わっていく予定です。ですがしばらくは、月曜~土曜の夜は授業ということでこれまでと同じような働き方は出来なくなります。
また今回学校へ通うにあたり、今携わっていることが自分の許容量を超えていることもすごく感じたため、初めて産休・育休以外でマドレボニータのインストラクターとしての活動を長期休業することを決めました。
産後ケアインストラクターとなって、今年の5月で丸15年!ずっと現場で活動し続けるつもりでいたのに、夫が亡くなった時も1ヶ月後には教室を再開していたのに、まさか休業する日が来るとは・・
これもまた、1年前には思いもよらなかったことです。活動量が限られても、細く長く続けていこうという思いを持っていて、つい半年ほど前の総括レポートにもそのことを書いていたので。
改めて振り返ると、自分でもかなり突然の大きな進路変更のようにも感じます。ですが恐らく今回の選択は、事象としては突然のようでも、この数年をかけてじわりじわりと変化をしていたのではとも感じました。
それほどに夫を突然に亡くすということが、私の人格や人生の根底を覆すようほどの経験だったのだと思います。
本当に不思議な感覚ですが、時々自分でも別人格になったのではと思うようなこともあって、それがすこし恐く感じるときもあります。失う前の自分には戻れないのだなぁということが。
ただ、今の私のこともすごく気にいっています。今まで生きてきた史上一番人にも自分にも優しいので。大切にしたいことが、前より格段に明らかとなったので。
つらつら書いていてオチがありませんが、そろそろ更新しないと日付が変わってしまうので今日はこのあたりで。
いよいよ来週から学校がはじまります。すごくドキドキです。
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