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旅行ガイドにないアジアを歩く「マレーシア」

Matahari@マレーシア🇲🇾です。

今月8月は、長い間訪れようと考えていた場所にようやく慰霊に訪れることができました。(その内容はまた別記事でご紹介します)

わたしがマレーシアで慰霊の旅に出ようと思ったのは、この本との出会いがきっかけでした。

旅行代理店勤務の友人が、この本の著者高嶋教授が毎年マレー半島で行なっている慰霊ツアーについて教えてくれたのが、今から約2年半ほど前です。
あの感染症が蔓延する直前の2月頃のことでした。

高嶋教授がマレー半島に通い始めた1980年代の初頭から、毎年毎年現地の方と交流を続けながら集めた証言をまとめたこの渾身の一冊。

表紙には

過去を見つめ、未来をひらく、
1人で歩けるガイドブック。
住民虐殺の追悼碑45ヵ所をたずねる。

旅行ガイドにないアジアを歩く「マレーシア」表紙より


・・・追悼碑がこの本の出版時点でマレーシア国内になんと45ヵ所も。想像を絶することが戦時中の大日本帝国軍政下のマラヤで行われていたということがこの本に記されている。表紙を開くのすら躊躇したことが、今も脳裏に焼き付いています。

わたしの手元にやって来た時は、読み進めることが辛く、読了出来なかったです。どのページを開いても、あまりに悲痛な証言や目を覆いたくなるような史実ばかりが続くので。

ガイドブックすら最後まで読めないということは、要するに自分でハンドルを握って慰霊に出かける心の準備が当時は全く出来ていなかったということなのでしょう。

日本から毎年同行者を連れて欠かさずこの地を訪れてきた高嶋教授に、心から尊敬の念を抱く共に、自分の未熟さを素直に受け入れ、マレーシア在住なのだし少しずつマイペースでいいからできることをやって行こう、と思わされたのでした。

わたしはこの本を2020年初め頃に紀伊国屋KLCC店で購入しました。

同じ頃、2020年1月から、noteマガジンBEFORE TOO LATEの執筆を開始しました。葛藤しやすい性格からアウトプットすることになんども頓挫してはいますが、、、その間もずっとインプットは絶え間なく続いており、つくづくマレーシアとの縁を感じずにはいられません。

YOUTUBEチャンネルBEFORE TOO LATEも今年8月より開始しました。
始めたものの、初歩的なところでつまづき更新がなかなかスムーズには行きませんが・・・謙虚に周囲の助けを借りつつ(汗)前進できればという思いです。

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