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麹調味料デビュー

米麹で甘酒を作る事に3年ほど前に一時期ハマりよく買っていました。私の中でブームが去り米麹を買わなくなっていたのですが、最近発酵あんこにハマり、米麹を再び買うようになりました。

以前は甘酒と呼んでいたけれど、今は塩麹に対して甘麹と呼ぶのですかね?米麹は発酵あんこを作るのだけに使っていました。

米麹は甘くなるものとの認識で、塩麹を作るのには別の麹を使うのかと思っていたら、米麹で作れるのですね。

今さらですが塩麹を作ってみようとネットで色々と作り方を調べていたら、醤油麹や野菜で作るコンソメ麹なるものまであり、どれも気になりました。
人によってちょっとづつ分量が違う事もあるようですが、今回私が作った分量を載せておきます。

材料は米麹があれば家にある材料で作れる、3種類を半分の量で作りました。

定番のこちらから

塩こうじ
【材料】
乾燥米麹   100g
塩      40g
水      200g

①乾燥米麹と塩を入れシャカシャカ振り混ぜる。
②水を入れスプーンや箸で混ぜる。
③フタは締めずに置く程度にし、常温に置き1日1回かき混ぜる。

出来上がりは、米麹の甘い香りとお米の粒が柔らかくなりトロっとする程度になったらOK。


作りたて


醤油麹
【材料】
乾燥米麴  100g
醤油    150gくらい
①乾燥米麹と醤油を合わせてかき混ぜるだけ。
②フタは締めずに置く程度にし、常温に置き1日1回かき混ぜる。

出来上がりは、米麹の甘い香りとお米の粒が柔らかく指でつぶせる程度になりOK。
醤油麹はけっこう分量は適当で大丈夫なようで、醤油の量は米麹がヒタヒタくらいになっていれば良い。吸収して足りなければ足す


とりあえず醤油と麹を同量


しばらくすると

醤油が足りないのでヒタヒタまで足す

玉ねぎ麹

【材料】
すりおろした玉ねぎ  300g
乾燥米麹       100g
塩          35g

①玉ねぎをすりおろすかフードプロセッサー、ミキサー、ブレンダーなどでドロドロにし、米麹と塩を入れ混ぜる。
②フタは締めずに置く程度にし、常温に置き1日1回かき混ぜる。

全て共通ですが、かき混ぜるスプーンなどは雑菌が入らないように清潔な物を使う事。

玉ねぎをブレンダーですりおろし状態
塩と麹を混ぜた直後


夏と冬では出来上がり日数が違うようで、4~14日と幅があるようなので見た目や香りで出来上がりを見極めた方が良さそうです。

今回同時に3種類を分量の半分で作りましたが、玉ねぎ麹は他の2つより早く出来ました。初めて作ったので出来上がりの見極めが分かりにくかったのですが、味見をしたらざらつきもなくなり香りがイイ感じだったので6日目で冷蔵庫へ。


作りたて


これは5日目
玉ねぎ麹は色が変化しお米の粒感もなく
もうイイ感じ
塩と醤油はお米の粒感とざらつきがあるので
もうちょいかな


日持ちは出来上がり後は冷蔵庫保存で1ヶ月~3か月ほど。
醤油麹は大丈夫そうですが、玉ねぎ麹は本当に1ヶ月も日持ちするのか?と不安が・・・。


麹調味料が出来上がる前に実家にしばらく行く予定があり、この3つのビンを持って実家でもかき混ぜ完成。
玉ねぎ麹は1週間でドレッシングや炒め物などに使い切りました。

どの麹調味料も使い勝手が良くうま味が加わり美味しい!


この3つの中で玉ねぎ麹が予想外の美味しさでした!
コンソメ麹と呼ばれるのも納得で、化学調味料を使わないのにコンソメを使ったかのような美味しさ。コンソメやうま味を足したい時に使いました。

醤油麹もうま味が増し増し。
簡単に作れるのに3年前に、なぜ米麹を甘麹しか作らなかったのかと悔やまれるほど。
醤油代わりに使え、ちょっとお味噌にも似た香りです。

塩麹も塩の代わりに使え、合わない食材はないのではないかと思う万能調味料。合わせる食材の持つ香りやうま味を活かしたい時には塩麹が良いです。

保存に不安があるので、少量ずつ私は作ろうかなと・・・
麹調味料は出来上がるまでの育てる楽しみがある所も魅力かも😊


最後までご覧頂きありがとうございます。

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