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騙されたのに、今がある

自分は騙されやすいのか?
「いや、そんなことはない」お金を騙し取られたことはないし。

「いや、ある」

今までの騙された話を書いてみます。

私はnote、Twitterと言葉を書く場を持っています。そこを狙ってくる人もいますよー
みなさんも注意!!

アカウントが乗っ取られた

今週、私のfacebookのアカウントが乗っ取られたことが分かりました。
「パスワード変更がリクエストされました、本人ならこのメールを無視してください。新しいパスワードをリクエストしてない場合は、お知らせください」
ってメールが来ていたのに、スルーしてたんですね。今日見てみると、3つも来てた。
「別のデヴァイスからアクセスがありました」みたいなメールがたまにくるから気に留めてなかった。
そのメールは1週間前に届いてたんです。

気づいて対処しようとしたけど、うまくできず。結局私のアカウントはなくなってしまいました。

バルセロナでスリに遭遇

お金を盗られた経験。バルセロナにパリから一人旅。祝日の朝、ガウディのあまり有名ではない建築物を見ていた時に、やられました。

最初、鳩のふんが上から落ちてきたかと思ったら、それはチョコレートの匂いがして。声をかけて来た人が「スカートにも、バッグにもついてるよ」って言われてバッグを一瞬 その人に持ってもらった隙に、おサイフを盗られました。

銀行の不正引き落とし

気付いたら、身に覚えのない引き落としが銀行の明細に。5件くらいあったかなー、もっとかな。
そのため、銀行でカード使用を止めてもらっている間に
「電気料金が引き落とせません、こちらのリンクからお支払いください」
みたいなのにアクセスしてしまい、またそこから不正使用された。

銀行員の方もきっとあきれていただろう。間抜けなことをやらかしたなぁ。

不正使用された分は全額銀行から戻って来たので、損はしてないです!

危機管理能力が低いんでしょうか、私は。
低そうです。でも大事には至ってないつもり。

言葉を誉められた

ここからが本題です。私は別のアカウントで詩も書いているのですが。ある日私の詩を誉めてくれる返信。
たくさん見てくれて、「いいねが切れた」か何かの理由でDMが送られてきました。
しばらくして、「独自の表現ですね」とかうれしいことを言ってくれるようになる。「自分は実は編集の仕事をしていて雑誌〇〇を担当しています」、私が知っている雑誌名だった。

「編集仲間に見せても、あなたの詩はいいって言ってましたよ」。5人ほどの鍵アカウントグループで、私のことを話題にして誉めた、という。そのアカウントも1日限定で見てくれた。「教科書レベル」とまで。
そしたら 2週間後くらいに、彼は仕事を辞めてミャンマーに行くと。

彼が日本を発って1ヶ月後、彼の仕事仲間からその人が軍に拘束されたと連絡が。

最初、「えーーーーっ!」って心配と動揺。
だけど、数日間 今までのことを振り返って考えて「ちょっとおかしいな」と思う(もっと、早く気付けよ!)。

彼とその同僚だと名乗る人のDMの文体が同じことに気付いて、やっと「これは騙されてる」と確信した。
そのまま騙されていればきっと、「身代金が必要だから助けてやってくれないか」みたいな話になったんだと思います。

自分でアカウントをいくつも作ってやってたんだろうと思うけど、凝ってたなー。しかも時間をかけて(もっと、早く気付けよ!!)。

きっかけ

その人に誉められて以来、自分の詩が変化してきたのです。
誉められた言葉がプレッシャーとなり。前より考える時間、詩を書く時間も増えたから。それまでは自分の記録的に書いていただけなのに。

何がきっかけになるか分からないな。不思議!

あの一件がなかったら、自分の記録的な詩に留まっていただろうな。
今は見てもらえる人もあの頃よりは増え、たまにうれしいお言葉ももらえるようになりました。

以前よりは俯瞰的に自分の言葉を見るようになったかな。コンテストに応募してみたり、ちょっと自分の範囲を広げようとしています。

不本意だけど、騙されたことが好機になったことは確か。

まだまだ、これからだ。



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