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地球さん、お加減いかがですか?

益田ミリさんの「言えないコトバ」

よよさんが先月読んだ本として、紹介されていた。

益田ミリさん。

名前、聞いたことあるような?
えっと、加藤ミリヤではない…よね?

ということで(?)読んでみることに。

おひや、親友、バゲット、結婚しないの? etc…口にできない様々なコトバの不思議を描く、笑って考えさせられるエッセイ&マンガ。

本の説明より

これ、あるあるが面白すぎて一気読み。

エッセイ&マンガなので、サラッと読めます。
そして、noterは好きな人多そうだなーという印象。

なぜ好きそうだと思ったか?
おそらく、言葉一つに
「いちいち疑問を抱いて」
「いちいち考えている」
そんなところが、そう思わせたのかも。

マンガのタッチも、絶妙にゆるくて好み。
よよさん、教えていただきありがとうございました。

******

で、特に気になった箇所。

著者が言えない言葉として
お加減いかがなんですか?
というフレーズが紹介されていた。

著者・著者の友だち・知り合い の3人というシチュエーション。

知り合いが「しばらく入院してたもので」と発言。
それに対して、著者の友だちが発した

今は、お加減いかがなんですか?

という言葉に、著者は人柄を感じたという。

そういったシーンに出くわすと

「どうしたんですか?」
「どこが悪いんですか?」

と言ってしまいがち。
言葉のチョイスって人柄が出るよね、って話でした。

私も「お加減いかがなんですか?」は出てこないな…
自然に出てくる人になりたい。

******

で、このエピソードを読んで思い出した人物を紹介したい。

それは、「ヒーリングっどプリキュア」の
キュアグレース。

彼女は
「お加減いかがですか?」をサラッと言える人物の一人。

は?
ヒーリングっどプリキュアって何?

簡単に説明しよう。

地球を癒やし“お手当て”してきた
秘密の世界【ヒーリングガーデン】が、
地球をむしばみ 病気にしようとする
【ビョーゲンズ】の襲撃にあって
危機に陥ったため、地球が大ピンチに!

このピンチを救うため、3人の普通の女の子がプリキュアに変身し、ビョーゲンズに立ち向かう!

大切な地球、そしてここに生きる全ての生命を守りたい気持ちを胸にプリキュアたちは今、
地球のお手当てのために力を合わせる

公式HPの要約・2020年放映

ざっくり言うと、
ビョーゲンズという、地球を脅かす悪者が存在。
それをやつけ、地球を守ること(=地球のお手当)が使命…という、なんとも壮大なテーマのプリキュア。

プリキュア対象年齢であろう女児は、意味を理解してるんか?と疑問を抱かざるを得ない作品。

そのメインキャラが、キュアグレース。

地球さん、お加減いかがですか?

キュアグレース、このセリフをほぼ毎回言っている。

初めて聞いたとき、すごいプリキュアが出てきたな…とちょっと驚いた。

「大丈夫ですか?」でも
「具合はどうですか?」でもなく

地球さん、お加減いかがですか?

「地球さん」という呼び方もすごい

ちなみにキュアグレースこと花寺のどかちゃんは、中学2年生。

本人だけでなく、ご両親も品がいい。
環境が人をつくるって言うけど、本当にそうなんだろうな。

え、中2の私?
言葉すら知らなかったかも。
そして大人になっても言えてない。

育った環境が違うから…なんていうのは言い訳。

今からでも私が使う。
すると、子どもたちからはそんな言葉が自然と出てくるようになるのかも…しれない。

今日から、早速使っていく。
何も言われなくても、使っていく。

地球さん、お加減いかがですか?

〈あとがき〉
おそらく、今地球さんのお加減は良くないだろうなと想像します。暑いんだよ、人間たちのせいだよ、とお怒りかもしれません。みんなで地球さんを大切にしていきましょう。
今日もありがとうございました。

▼プリキュアが好きな方は、こちらもオススメ。


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