実は名脇役？カラオケの背景映像。

カラオケに行った。

もちろん一人で。
安定のパセラ。

で、歌った曲とか羅列してもつまらんので
カラオケの背景映像について考えてみる。

背景映像。

ほら、カラオケで曲入れると
アーティストのMVじゃない場合、知らない俳優が出てくる謎の映像が流れるよね？
古くさいような、そうでもないような、あのなんとも言えない雰囲気。

あれって、定期的に撮影し直してたりするのかな？
ナゾじゃない？

いつだったか、スマホが主流のこの時代に
折りたたみガラケーが映像内に出てきて

「うわ、折りたたみ出てきたよw」

と思った記憶がある。
ってことは、結構長く使ってる…のか？

正直さ、わざわざカラオケ用に撮影する必要もなさそうだよね？
もはや、歌詞に合わせてAIが動画作成とかしてくれそうだし。

と思ったけどさ
あのカラオケの映像に出たのをキッカケに、何かに抜てきされるケースとかもあるのかね？

…

と色々気になってきたので、調べてみた。

カラオケ背景映像のひみつ

JOYSOUNDの人が答えている記事をはっけーん。

曲は毎月1000曲ずつ市場に配信されていますが、背景映像は最初からカラオケの機械のハードディスクにあらかじめ入っています。

へーそうなんだ。

記事によると、どうやら背景映像は
何千種類というパターンがあるらしい。
え、そんなに？

で、以下を意識して作ってるらしい。

・目立たない(歌うお客さんが一番)
・動かない(テロップが常に動くから、動画はなるべく動かないように)
・特定されない(場所を意識させない)
・10年使える(居酒屋・スナックの機種の交換スパンがそのくらい)

記事をざっくりまとめてみた。

正直さ、カラオケでMV以外が出たら
「ああ、本人映像じゃないのね」
ってがっかりする人多いと思うんだけど。

ちょっと調べてみたら
背景映像って、想像以上に色々と考えられてるんだなーと知って驚く。

背景映像というだけあって、
あくまで背景的な役割であって、メインは歌う人。

だから目立ちすぎず、
でも歌詞にも合うように、
シナリオも考えられた上で、撮影してるんだって。

確かに、出てくる俳優さんが
極端に美人だったりイケメンだったりすることもない。
ノイズにならない、主張が強すぎない感じの人が多いのは、そういうことだったのか。

…

今まで「ハズレ映像」みたいに思っててごめん。

カラオケで気持ちよく歌えるのは
主張しない背景映像のおかげだったのかもしれない。

ありがとう、背景映像。
君は名脇役だ。

カラオケ背景映像のひみつ

<あとがき>
ということは、アーティストのMVは歌詞テロップが入る前提では作られていないから、カラオケで歌うには微妙なのかも？
カラオケ、君ってやつはなかなか奥が深いのかもしれない。
今日もありがとうございました。

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