見出し画像

単独者という生き方「孤独を生きる」を読んで

✅概要

いま、現代人の「孤独」が大きな問題だと言われている。たしかに人間関係が希薄化するなか、孤独感を強く抱いて不安な日々を過ごしている人も少なくない。
しかし本来、孤独とは、人が自らを成長させるために必要な時間である。偉大な業績を打ち立てた先人たちは、例外なく膨大な「孤独時間」を通じて、事を為している。

だからむしろいま必要なのは、ひとりで行動することをポジティブにとらえること。自らの意思で孤独を貫き「単独者」として生きることだ。
「淡く浅い交わりを持て」「本は孤独の最高の解決策」など、著者が知る限りの「孤独の教養」が詰まった決定版的一冊。

内容紹介より

✅「孤独感」は幽霊?

孤独=人を成長させるのに必要な時間。ひとりきり
孤独感=実態はない。ひとりきりのときの「気分」
つまり、孤独感は幽霊みたいなもの。

孤独、というとマイナスイメージがあるけど
単独」といく表現だと、みずから選んでいるポジディブイメージがある。
だから孤独ではなく「単独者」として生きていこう、というような内容でした。

✅感想

孤独=人を成長させるのに必要な時間、というのは納得しました。

ここ数年、テレワークで気軽に人に質問できなくなったので、苦手なExcelの使い方、本読んだりググったりしました。
わからないことを、得意な人に聞いてやり過ごしていた日々を反省。

結果、最低限ではありますが、そこそこ使えるようになりました。
何より、人に聞かずに自分で完結できることがうれしい。(どれだけ人に頼ってたんだ…笑)
自立って楽しい!という感覚を得られたことも、収穫でした。

そして、孤独が人を成長させるのに必要とは言えども、他の人との関係を完全になくす、ということではない。
近所の八百屋のおばちゃんと二言三言雑談したり、学生だったら同じ授業やクラスになった人とはとりあえずLINE交換したりして、淡く浅くつながっておいた方がいいよーって話も。
そして「人間関係の広い人」と1人でもつながっておけば、そこから人のつながりができるから良いよーと。

雑談のくだりは分かるんですが、人との交わりが苦手な人って、「とりあえずLINE交換」ができないと思うんですよね。あ、私のことです。

そして、仲良くなった人が結果「人間関係の広い人」だったならいいけど、「人間関係の広い人だからつながりたい(もしくは、つながっておこう)」という感覚?に疑問を抱いてしまうタイプです。
だから友達少ないのかな?笑

大学時代、所属するサークルで自己紹介冊子があったんです。
そこにはメンバー各々の「好きな食べ物」やら「バイト先」やらが書いてあるのですが、その中に「私の宝物」って項目が。

「友達」とか「愛車」などの答えが並ぶ中、後輩〇〇くんの答えがこちら。

人脈

おお…そっか…。
5歩くらいひいてしまったのを、よく覚えてます。

なんだろ、実は「友達」と同じ意味なのかもしれないし、「私の宝物は、友達です」なら違和感ない。

【人脈】
ある集団・組織の中などで、主義・主張や利害などによる、人と人とのつながり。「豊富な―を誇る」

goo辞書より

人と人とのつながり…これならいいか?(何様?)
「利害関係のある付き合い」という意味合いが強い言葉に感じられて、あまり得意ではない言葉です。

で、なんの話でしたっけ?

単独者として生きることは、ポジディブ。
親友はいなくてもいいけど、雑談できる相手や、淡く浅く付き合える人はいた方がいいよ、ってことでしょうか。

横になりながらオーディブルで聞いてたら、途中寝てたみたいで…。
なので、全文は聞いてません笑

概要はだいたい合ってると思うので、詳しく知りたい方は、本読んでください笑

ではでは。

この記事が参加している募集

サポートいただけたら、あなたのリクエストに応じた記事を書くかも!?