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【ぼちぼち往復書簡】バルセロナ タクシー熱唱事件 From ようこ

すみちゃん、こんばんは!今日の東京は気温=体温のような状態で本当に暑かったよ。地球を何週もしている旅のプロ、すみこ直伝の旅Tips、なるほどがいっぱい詰まっていて面白かった。五本指ソックスってあまり履いたことが無かったけれど、ロングフライトの時には試してみるね。

すみちゃんのまた行きたい旅先に入っていた、バルセロナ。私もすごく好きだった。建築を見て回るのも楽しいし、なんだか空気感がとても心地よかったのを覚えてる。初めて行った場所ってなんだか、「あ、ここ好き」とか「なんとなく苦手」とか無意識に感じることってない?

バルセロナと言えば、私の中では「タクシー事件」。バルセロナからイビサ島へ行く時、空港まで一人で乗ったタクシーの運転手さんに全然違うところへ連れていかれそうになったのって話したかな?

「どこに行くの?」と聞かれて、「イビサ島」と答えたら、急に「このそばに景色の綺麗な公園があるから行こう!」とか「何か飲みに行こう!」ってはじまって。イビサ島=パーティーの島、クラブでイケイケ(死語?)、「パリピの人」がたくさん集まる島っていうイメージだから、そこへ行く私も遊び好きって思われちゃったのかは謎。

最初は軽く断っていたんだけれど、あまりにもしつこいし、空港と違う場所に向かいそうな気配がぷんぷん。冷静を装いつつ、頭の中はフル回転で「どうしよう・・・人気のない場所にでも連れていかれたら困る!」と悩んで思いついたのが、日本語で一人カラオケして「この人は危ない人」アピール。

なぜかその時歌ったのは、「瀬戸の花嫁」。「瀬戸は~日暮れて~~、ゆうなーみ、こーなーみー♪」ってバックシートで熱唱するワタシ。人間、追い込まれると思いもよらない行動をするね。今思うと笑っちゃうけど、その時は必死で歌いつつ、何かあった時の証拠にと携帯で動画撮影までしていたの。この作戦が功を奏したのか無事に空港までたどり着いた時にはホッとしたよ。

そのあとに向かったイビサ島も好きだったな。中心部からはなれた静かな場所に泊まったから、牧歌的な雰囲気で。ご飯もおいしかったし。また一緒にスペインも行きたいね。

それではまたね。水分補給しっかりで元気でね。

ようこ

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