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損切について知ってほしい。

昨年2020年は新型コロナウィルスの発生や、緊急事態宣言発令など未曾有の出来事の連続であった。


しかし、株式市場に目を移してみると新しい投資家が市場に大量に参入したり、日経平均が30000円台をつけたりとこちらは非常に好調な状況が続きました。

おそらく、新しく投資を始めた皆さまはここ最近の相場の乱高下に対して少し悩まれている方も多いのではと思いこの記事を書いています。

現在書店に行くと様々な投資本があります。

投資関連の書籍はそれこそ投資ブームに乗ってまさに百花繚乱状態です。そして、その中には必ずやこの言葉の記載があります。

「損切は絶対に必要です。」と。

しかし本当にそうなのでしょうか?私の個人的な経験ですが損切が必要か必要じゃないかは投資家自身の現在の収入形態によるものだと思います。


従って、何でもかんでも、損切をするのが正しいかというとそれは間違えだと考えます。

収入が一定水準あり完全な余裕資金で株を購入し長期保有するような投資家には時間的余裕がたっぷりとあるので長く保有すればいいですし、米国株なんてここ200年上げ続けているわけだから売った人が間違いだったわけです。

では損切をしなければならない人はというと、時間的余裕のない投資家です。

年間の成績を上司から指摘されるような機関投資家や、投資以外に収入のない専業投資家の人達はやはり適時ルールを儲けその都度損切が必要だと思います。

個人投資家で勝つ、兼業投資家の方が無理に損切を繰り返すのは、コスト面、戦略面でも明らかに誤りだと思います。

そもそも株式会社というものは従業員が利益を出す為の組織ですから、長期的に見れば株価は上昇しやすいはずです。

株式市場の潮目が明らかに変わった今だからこそ冷静に株式投資の王道長期積立分散投資を実行してみてはいかがでしょうか。


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