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中国の方とのビジネス・コミュニケーション・テクニック まとめ

ディス・コミュニケーションは起きるべくして起きる!

今日の投稿は、恐らく皆さんが普段から何となく意識せずにやっていることだと思います。ただ逆に言うと、改めて言語化している人も少ないのかなと思って投稿することにしました。

仕事を進めていて、それぞれ関わるプレイヤーの認識の違いで大きなトラブルになるようなことってないですか??私自身、クライアントとサービス提供会社の間に入ることが多いため、このようなトラブルが起きないように手を尽くしています。特に、中国の方と仕事をしているとこのようなトラブルが良く起きかけます。その原因は大きく2つあると思っています。

原因① そもそも言語が違うので、当たり前

中国語と日本語でそもそも言語が違うので、ちょっとした言い回しだったり、言葉の解釈が違ったりということは当然起きます。どんなにペラペラでも、ネイティブではない第2言語の時点で、人によって言語レベルがバラバラなのを前提でコミュニケーションを取るのは当然です。ここでは、中国人の方と日本語でコミュニケーションを取ることを前提にして、このトラブルを避けるテクニックを下記に3つご紹介したいと思います。

【その1】
ゆっくり話す。
→小学生に話すくらいのつもりで、極力難しい言い回しや単語を使わずにゆっくり話す。

【その2】
少しでも、こちらの質問に対して返答の方向が違っていたら、再度1から説明をしなおす。
→これは相当面倒くさく感じますが、後々のトラブル処理にかける時間を無くすためにも丁寧にやることをお勧めします。

【その3】
手描きでいいので、その場でビジュアルにする。
→言語がダメなら、ビジュアルで。ビジュアルは万国共通ですからね。

凄く当たり前のことを言ってると思うのですが、ついつい忘れがちになってしまうことだと思うので、改めてご紹介させて頂きました。

原因② 口頭で伝えきろうとしてしまう。

中国の方に限らず、日本人のおじさん達や、ちょっと役職が偉めな人にも見られる傾向ですが、電話でもオンライン会議でも、口頭で全て説明をやりきろうとする人が多くないですか?手を動かすのが面倒くさいんだと思うのですが、これは本当に危険です。その説明によって、プレイヤー全員が同じビジュアルを想像できていれば良いのですが、まずそんなことはありません。絶対に、それぞれが別々のことを想像しています。

ではどうすればいいのか。上記の【その3】と同じです。手描きで良いので、必ずビジュアルに起こすことをお勧めします。その場で描くのが難しければ、打ち合わせが終わった後すぐにpptに起こして、それぞれ認識が合っているかを確認してから、仕事を進行するようにします。これも面倒くさいと思いますが、後々トラブルが起きたときにトラブル処理に費やす時間よりかははるかに短くて済むので、絶対にやったほうが良いと思います。

かなり細かい話になってしまいましたが、どれか一つでも参考になれば幸いです。

今日も現場からは以上です!

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