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大成功事例のご紹介/中国のキャラクターを使った販促

日本初上陸の中国で人気のキャラクターを起用

※今回の文章と、TOPのキャラクター画像は一切関係ありません。

今日は、私が手掛けてきたお仕事の中で、大成功(売上が爆発的に伸びた)と言える事例を一つご紹介します。色々と差支えがあるので、具体的な名前などは伏せてお話しますので、分かりづらいところもあると思います。ご容赦下さい。さて、どんなことをやって成功をしたかというと、中国で認知度があって人気のキャラクターを使い、訪日中国人向けに日本のブランドとタイアップさせてドラッグストアを中心に販促を行いました。結果的に売り上げが爆発的に伸び、その結果リピートオーダーとなって3年連続で同じ企画を実施しました。(今年はコロナの影響で見送りに。。。残念!)一度、売れる施策をやると、昨対で売り上げを落としたくない小売り側から「今年はやらないのか?」と、メーカー側にプレッシャーがかかるんですね。我々のような広告代理店からすると、こういう状態を作ったら勝ちです。


担当者の情熱が一番のキー

こういうちょっと他とは違うことやるときにキーとなるのは間違いなく担当者。この担当者がどれだけ面白がって「これやりたい!」と思ってくれるかどうかだと思います。担当者が面白がってくれないと、その先にいる決裁者のおじさまの方々を説得できないので。この実施したクライアントも、担当の方が「おもしろい!」と思ってくれたのがかなり大きかったです。決済を取る上で、社内でかなり反対もされたようです。当然ですよね。いくら中国で有名だとは言え、日本では全く知名度がない、日本語で検索しても情報が出てこない(もちろん中国語で検索したらたくさん情報は出てきます)、何より日本人が大好きな「他社実績」が全くない、という高いハードルしかないような状況だったので。ではどうやって決裁者を説得したか。それは、担当の方の「情熱」でした。「どうしてもやりたい!」と説得を続けたようです。最後は決裁者の方ら「好きにしろ」と言われ、OKをもらえたとのことでした。ちなみにこのクライアントは、中国でも日本でも知名度はほぼ100%の超大企業です。その大企業の決裁者から「好きにしろ」と言わせた担当者の方、めちゃくちゃかっこいいですよね。そして、この企画が大成功して、その担当の方は見事に出世していきした(笑) 

腹をくくるだけで、結果でるのに。。。

キャラクターの施策だけに限らず、中国相手に何か新しい施策を提案する場合、他社の実績がなかったり、自分で調べようにも言語の問題があったり、そもそもの文化などに理解がなかったりと、日本市場のビジネスにはないハードルがいくつもあります。そして、「数字で判断する」って響きはビジネスマンとしてかっこいいんですけど、そういう人は、今回ご紹介したような新しい企画、大ヒット企画には巡り合わないんですよね。「数字で判断する」ってようは過去しか参考にしない保守的な発想なので。このキャラクター施策の提案を他のクライアントにも何社かしたことがありますが、まぁ保守的な方が多いこと多いこと。ちょっと腹をくくって自分で責任を取るくらいのつもりで動けば、絶対結果がでるのに。もったいない。なんて、思っている今日この頃です。

現場からは以上です!

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