「日本製だから買う」という時代が遠い過去になる日

※今回の記事は、過去の経験や何かの情報に基づいた記事ではなく、あくまで個人的見解を述べた記事です。その点ご了承下さい。

どんどん高まる中国製品の品質

日本に比べて中国のIT技術が進んでいることは、もう当たり前の事実になっています。(個人的な尺度として、良くも悪くも日経新聞が定期的に同じような切り口の情報を発信するようになったら、日本のサラリーマンの頭の中にもその情報が「常識」として定着している、と判断しています。)さらに加えて、今や化粧品や日用品なども品質やブランド力が上がり、勢いが出てきています。そしてこのコロナ禍の中で日本製品の輸入が滞っている状況で、中国国産の自国ブランドのニーズが高まっています。この状況が巻き起こす変化は、どのようなものでしょうか。


コロナ禍で、変化がさらに加速

だいたい予想はつくと思いますが、間違いなく中国国産の様々な商品の品質が上がり、「日本製は品質がいいから買う」という価値観がどんどん廃れていくでしょう。前々からこうなることは私も予想はしていましたが、もう少し先に話かなと思っていました(5年後くらい?)。ところがコロナ禍となって、嫌でも中国国産の商品を手にしなければいけない状況になり、この流れは加速しています。さらに中国~日本の物流が正常になるまでにはまだもう少し時間がかかりそうなので、これからもっともっとこの流れは加速していくでしょう。


最悪のシナリオは。。。

これは、中国に進出している日本企業にとっては、大きな流れの変化になることは間違いありません。なにせ中国は、中国製品が良いとなったら、「国による締め付け」という必殺武器を持っています。Googleやfacebookなどのように、自国で賄えるサービスが整ったら締め出す、何ていうことも、可能性として0ではないですよね。さらに、これを外交の手札に利用され、「中国の言うこと聞かないと、日本の化粧品ブランドは中国で売れなくするぞ!」みたいなこともなくはないですよね。どちらにしろ、今後さらに中国の発言権が強くなるのは間違いありません。

信じるか信じないかは、あなた次第です!

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