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横浜マラソン応援ゲスト 長谷川理恵さん流 ランニングを継続するための"3つのポイント"

前回のコラムでは、運動を始めるきっかけについてお話させていただきました。今回はランニングを習慣化していく上で、私が大切だと考える3つのポイントをご紹介しようと思います。

【準備】クッションが効いた、少し大きめのシューズを選ぶ

シューズを選ぶ時に大事なのが、足の負担を軽減してくれる「クッションの効いたシューズ」を選ぶことです。ジャストサイズではなく、少し大きめのものを買うといいでしょう。ぴったりだと靴ずれになってしまう可能性があります。せっかくやる気になったのに、シューズ選びで失敗したら、きっと走るのをやめてしまいます。必ず店頭でフィッティングをして、店員さんにアドバイスをもらい、自分に合ったものを履いてほしいです。

ちなみに、私がおすすめするのはアンダーアーマーのホバーマキナというシューズです。クッションが気持ちいいことに加えて、チップが内蔵されたスマートシューズなので、ランニングフォームについて、さまざまなアドバイスをしてくれます。

【練習計画】ウォーキングから始めて、正しいフォームを身に着ける

ランニングの場合、私は「いきなり走らない」方が良いと思います。「昔やっていたし、できるだろう」と思って負荷の高い練習をすると、けがにつながりますし、モチベーションも続きません。

もどかしくても、最初の2週間くらいはゆっくりとウォーキングから始めてほしいです。歩くのも立派な有酸素運動。正しい姿勢を維持することが大切で、ランのベースになります。例えば、女性は肩が内側に入ってしまい、猫背になってしまう人が多いです。パートナーにスマホで撮影してもらうなど、フォームをチェックして、力みの取れたフォームで空気をたくさん取り込めるようにしましょう。

【練習方法】刺激を入れることで、あきずに続けられる

私の場合、毎回同じペースで走っているだけだと、単調だなと感じてしまいます。タイムを狙わないで、何も考えずにゆっくり走っている時でも「途中で1分間だけ呼吸が乱れるくらいペースを上げてみよう」、「最後の坂道だけはダッシュしよう」などと、自分の中で設定を決めてあげると刺激になるし、心肺機能も鍛えられます。ただし「ダッシュを何本やる」「何分以内で走る」などと数字で追い込む必要はありません。あくまで、練習の中にメリハリをつけることで、あきないようにするのが目的です。

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これからランニングを始める人へ

ランニングって奥が深くて、走れば走るだけ自分と向き合うことができます。継続する中で新しい自分を発見できることもあるので、いろんな可能性を見つけてほしい。私自身、運動をまったくしたことがないところから始めて、マラソンを完走することができました。大切なのは、無理をせずに一歩一歩やっていくこと。「明日も走りたいかも」と思うくらいがちょうどいいので、自分のペースでチャレンジしてみてください!

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長谷川 理恵
1973年12月1日生まれ、神奈川県出身。
大学在学中の1993年「CanCam」でモデルデビュー。 その後「Oggi」の表紙を務めるなど、ファッション誌の人気モデルとして活躍。 2000年にTV番組の企画でホノルルマラソンに初挑戦して以来、10年連続で出場した。 その他にも数々の大会に参加しており、マラソンを生活の一部としている。 自己ベストは3時間15分36秒。 野菜ソムリエやヴィ―ガンパティシエとしても活躍中。