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シェフ、儲かってるねー!

タイトルのこの言葉、お客様からちょくちょく言われます。。

一応、13年超地域密着のアットホームなお店(ピレウス)をやっているので、お店は割と混んでいるときの方が多いからです。

パッと見た感じ満席のことも多いので、「いつも満席で商売繫盛!」とか「稼いでるねー(笑)」とか、まーよく言われます( ´艸`)

そんなとき、自分は店の中心で心で叫びます。。。

「繫盛はすれど、決して儲かりゃせんー!!!(笑)」

飲食店って、儲かる仕事ではない(-_-;)

よくスタッフにクイズ的な感じで聞くのですが、
「飲食店と美容院、マッサージで起業してから失敗するリスクが少ない順に並べましょう!」

細かい数字は抜きにして、ザックリとした感覚の話ですので、鋭いツッコミ
はご勘弁ください(笑)

答えは、「マッサージ→美容院→飲食店」です!!

マッサージ→初期投資が少なく、ランニングコストも少ない。
美容院→初期投資が多いものの、ランニングコストは少なめ。
飲食店→初期投資が多く、ランニングコストも多い。

この中で、飲食店が圧倒的に不利な理由の一つとして、「食材」を取り扱っている部分にあります。
そもそも、原価率が他業種より高い上に、暇な日が続くとせっかく仕入れた食材が傷み出す…という悪循環のドツボにはまります。

ちなみに忙しくても、メニューによって出数がバラつくので、人気のないメニュー商品はあまり出ないので、見誤るとどんどん傷んできます。

この「ロス」という感覚が、飲食店ならではのものかもしれません。

生ものは特に傷みやすいです。。

飲食店の利益率は、5~10%!!!

飲食店において月商100万円と仮定した場合、「理想的な収支」と言われる数字のパターンを並べてみますね。

月商1,000,000円のケース
 原材料費 300,000円(30%)
 人件費  300,000円(30%)
 家賃   100,000円(10%)
 光熱費  50,000円 (5%)
 消耗品費 50,000円 (5%) 
 雑費   100,000円(10%)

ザックリとですが、こんなもんでしょう。上記の経費を引くと、100,000円の10%が手元に残る計算になります。

…とここまでは、よくネット上にも書いてある数字ですね。
実際、店をやるとこれ以上の支払いが多数発生します。。。

【あまり書かれないけど、実際は支払うものシリーズ】
①借入金の返済
→借入金の返済ですが、あくまで「元々自分では持っていないお金を返していく」という処理になるので、「経費」ではありません。
ですので、損益計算書には載ってこないのです。。

オープン当初あったのですが、毎月の損益計算書を税理士さんに提出もらって確認して、「おー、なんとかギリギリ黒字だー!」て思ったものの、通帳のキャッシュは減っているという事態になっていた事がありました。。

借入金返済は、「サイレント支出」なのです…(苦笑)

②各種、税金の支払い
→見落としがちポイントの一番がこれ!!
事業を始めると、思いもよらない税金が発生します。源泉税はもちろん、償却資産税、個人事業税、3年目からは消費税納税…。

来月は○○万円いけば黒字!って思っていたら、税金の支払いが発生して、結局、赤字になってしまう…という事が何回もありました(´;ω;`)

税金の支払いがいつ来るか、どのぐらいの金額が来るのか、税理士さん経由でも良いので、しっかり把握して、準備しておくことが大事です。

③(税理士事務所と契約している場合)決算や確定申告時、税理士報酬増額
→忙しい飲食店のオーナーは、経理業務を税理士さんに委託してるケースが多いと思うのですが、多くの場合は毎月の顧問料にプラスで、決算時や確定申告のときに別会計で報酬を払います。(中には、全て込々の事務所もありますが)

創業当初は、地味にダメージきます!ボディーブロー食らいます(笑)

お金を増やすって難しい。。。

まとめ

飲食店がいかに儲からないか、分かって頂けましたでしょうか(笑)
後日、実際の数字に当てはめてどれだけ儲からないか、検証してみようと思っています!

満席になっても、皆さまが思っているよりはるかに儲からないんですよー( ノД`)

でも、この仕事が大好きなので、明日も頑張ります!三連休、忙しー!!

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