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純ジャパ2歳半の英語保育園奮闘記#1

海外転勤を期に、横浜の保育園からコペンハーゲンの保育園に転園したお子。
親からしてみたら、バイリンガルの帰国子女になれるわ~もしかしたらトリリンガルも夢じゃないかも…!!なんて甘いことを考えていた。

言語の壁は思った以上に高かった。

12月生まれのお子は0歳の4月から保育園に入れていたので、生粋の保育園チルドレン。
保育園に育てられたといっても過言ではない。

0歳4ヵ月から2歳1ヵ月まで通ったおかげで、おしゃべりはめきめき上手になった。
最近では意思の疎通は完全にできるし、言い訳や理由も出るようになってきた。
「だって〇〇なんだもん!」「××だからダメー!」などなど。
それが支離滅裂で論理破綻していたとしても、関係なく可愛い。
トトロの名シーン再現だってお手の物。
「おまえんちーおっばけやーしきー!」
親バカフィルタを通しているが「他の同年代の子よりもおしゃべり上手だわ~」と思っていたのだが、まさかこれが足枷になるとは思わなかった。

コペンハーゲンに来て、デンマーク語の保育園に入れても親が先生とコミュニケーション取れずに困ってしまうので、英語クラスのある英語を話してくれる保育園を探して申請し、なんとか入園にも成功した。

この時点で、ようやく肩の荷が下りた!ミッション達成!第三部完!
と思っていたのだが完全にフラグで、お子が保育園に慣れない。
「保育園行きたいなー」「先生に会いたいなー」
と言っていた4月、5月のお子はどこへ…。

この保育園に慣れない大きな原因が、おそらく言語。
日本語が喋れるようになって生意気なのでうっかり忘れていたが、まだまだ2歳で赤ちゃんなのだ。
A=BかつB=CならA=Cみたいな論理的思考はまだ持ち合わせていない。
日本語と英語、日本人とデンマーク人は知らない概念で、
バナナはBananaだけど、リンゴはAppleじゃなくてリンゴなのだ。
おしゃべりが上手な分、やりたいこともお話ししたいこともたくさんあるのに、それが先生に全く伝わらないのがもどかしくて仕方ないみたい。
コミュニケーションが取れないって辛いよね。
すごくお話したい時期なのに、急にわけのわからない言葉でしかコミュニケーションができない世界線に放り込まれて、それはそれはもうストレスフルだろう。

なまじ言葉喋れない赤ちゃんの方が楽だったかもしれない…。

と、いう訳でまずはコミュニケーションが取れるように英単語レベルの理解が進むように、CoComelonの視聴始めました。
ヨーロッパ時間で幼児向けのオンライン英会話やってくれる日本人探さないと…。

以下、備忘録的日記。

Week1
Day1:みんなで保育園。簡単なガイダンスとかを受ける。新しいおもちゃがたくさんあるし、園庭も広いし、お昼ご飯も美味しそう!楽しくなるといいね。
Day2:慣らし保育のため、今日は1時間だけ。でもお昼寝の時間になったらママがいないことに気づいて悲しくなっちゃった。
Day3:昨日に引き続き、やっぱりお昼寝がうまくできなくて泣いちゃった。12時前には撤収の呼び出し。

Week2
Day4:土日が楽しすぎたせいか、先週よりも早いご帰還。開始1時間で撤収連絡があり、お昼ご飯もみんなと食べられなかった。すごくすごーく怒って泣いてた。
Day5:まさかの昨日より早い撤収。30分。驚異のレコード。なんかもう泣き癖がついちゃってるのかもしれない。
Day6:趣向を変えてパパと登園。お子の見える範囲で、保育園でも10分くらい先生とお話ししたり、ちょっとかまってあげたり、安心な場所なんだよーというアピール。しかし、1時間くらいで撤収。
Day7:ご機嫌崩れそうなタイミングでランチタイムが始まれば、一回仕切り直せるのではないか!?という作戦で遅めの登園。結局お昼は食べなかったみたいだけど、滞在時間は少し伸びて1時間半!ちょっとずつ頑張ってる。
Day8:朝から「保育園行くよー」というと寂しそうな顔してイヤイヤ。天気も少し曇りがちなことも合わさって気分が乗らないみたい。昨日と同じ作戦でランチタイムに差し掛かるように登園してみるも、やっぱり食べないで1時間強で帰らされちゃった。お昼、スイカもあったのに。


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