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食い倒れの蓼科

11月23日の勤労感謝の日は飛石の祝日だったので、思い切って月曜を有休にしたら4連休を召喚できた。

そんな先週から今週にかけて蓼科に行ってきた。

「食い倒れの旅だぞ」

と、事前に妻には脅されてたのだが、予想以上の食い倒れだった。

木曜の夜にあずさに乗って長野inし、金曜はテレワークという名のワーケーション(working+vacationの造語。work in resortの方が適切なのではないか?と言うのが持論)だったのだが、金曜昼から凄かった。

平日昼から車で駆けつけたお客で混む蕎麦屋、みつ蔵

蕎麦は幼少期からかなり食べているので一家言ある私だったが、みつ蔵の蕎麦は美味かった。
特に、ケシの実が入った季節の蕎麦と、蕎麦がきは逸品だった。

からの、ハシゴして信州大黒屋でパフェ。

お昼食べた後のコンディションでもペロリと平らげることができるレベルに美味しい。
この時期は洋梨のパフェだったのだが、洋梨そこまで好きではない私でも美味しく思えた。
聞くところによれば、他の季節ではシャインマスカットや桃もあるらしい。
「桃は絶対食べたい!!!」と心に誓って、テレワークへと走った。
よく走れたな…。

土曜日の昼は、漆を求めて木曽へ行ったついでにソースカツ丼。食事処松波

新潟で食べたドカ盛りとはまた違うな〜と思いながらも、豚カツのあっさり感には感動しながら舌鼓を打った。
これなら2枚でも3枚でもイケる。
妻も同様の感想を持ったようで、

「伊那のソースカツ丼はこんなもんじゃない!いつかリベンジだ」

と、息巻いていた。


日曜日の昼は、連日の胃を休めるべく敢えてのイタリアン。イルポルトへ。

前菜のサラダに掛かってるドレッシングがこれまた驚くほど美味しい。
店内にも売ってるので、買って帰ってきてしまったレベル。
もはや、サラダを食べたいというより、ドレッシングを飲みたいからサラダを頼むレベル。

からの、夜は松本で焼肉

地元の牛とか豚とか食べられて美味しかった。
1番印象に強いのは、韓国風味付け海苔で巻いたガーリックライス。
罪深い味がした…。
ここの焼肉屋の記憶が薄いのだが、決してお店が悪いのではなく、他の工程の料理が美味過ぎたのだ。

明けて月曜日、昼から鰻。やなのうなぎ観光荘

今年の夏に浜名湖に行った時に食べた鰻が美味しくて、いつもと違うな?と思って調べてみたら、どうやら鰻にも関東風、関西風があるらしい。
雑な理解では、関東風は蒸してふっくらしてから焼くのに対し、関西風は蒸さずにカリッと焼き上げる。
浜名湖は関西風だったのだ。
関東、関西の境目が何処にあるかはわからないが、ここ岡谷の観光荘も関西風だった。
夏に引き続き立て続けに美味しい関西風鰻を食べたせいで、もう関東風には戻れない…。

補足だが、2人で行くなら1人は鰻3枚を頼み、1人はひつまぶしのネギのやつを頼み、シェアするのをオススメする。
ひつまぶしのネギのやつは悪魔のような味(いい意味で)がした…。

最終日火曜は、長野の日本酒七賢の酒造が経営しているレストラン、䑓眠

「はいはい日本酒ペアリングの和食ね〜」

とは、私も思ったのだが、
出てきた水は七賢の仕込み水だと言うし、
食前酒の七賢には梅エキスを落としたワインのようなお酒だし、
酒麹を使ったお魚は当たり前に美味しいし、
地元の長芋を使ったとろろご飯も最高だった。

お土産に甘酒を買った。飲むのが楽しみ。

この1週間弱でどのくらい体重が増えたのか、考えたくもないが、今日洗面所で手を当てたお腹はすごく優しい丸みを帯びていた。

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