社内観察日記🕵セクションチーフ×ペインター編
お世話になっております。
株式会社ヨコゴシステムズのB.O（バックオフィス）のスズキです。
弊社で活躍するメンバーがどんな風に仕事しているのかをお伝えしよう！ということで、社内のメンバーにインタビューをする、社内観察日記。
本日はこの方にインタビュー。
フジハラさん
2020年6月、ペインター（2D）として入社。
2022年3月、退職し、フリーランスとして活動。
2023年5月、おかえりなさい✨二度目の入社。
受託開発/新規開発におけるペインター業務から、各メンバーのタスク管理、チームづくりまでも担うセクションチーフ。今日はどんなお話をしていただけるのでしょうか！！
広報/スズキ
よろしくお願いします！
それでは、入社時のお話から聴いていきたいと思います。
もともとは他の企業で働かれていたと聞きましたが、入社のきっかけは何だったのでしょうか。
ペインター/フジハラ
当時勤めていたゲーム会社を退職するタイミングでちょうど声がかかり、ヨコゴシステムズに入社することになりました。
いざ入社してみると、以前より顔見知りであったメンバーも何人か居て、自由な雰囲気の中で活動がスタートしました。
広報/スズキ
もともとの知り合いが居たことがきっかけなのですね。
以前の職場同様、弊社でもペインター（2D）として活動をされていますが、どういう経緯でこの道に進まれたのでしょうか。
ペインター/フジハラ
学生時代からものづくりが好きだったことも関係しているのですが、同じ高校に通っていた姉が美術部でイラストを描いていて、ある時自分も入部してみたんです。
そこで初めてちゃんとしたイラストを描いたのですが、初めてにも関わらず、自分の頭に浮かべたキャラクターをイメージしたまま描けたんです。
「描ける！」ってなって。
そこからどんどんと描くことが楽しくなっていきました。
広報/スズキ
「描ける！」ってなったんですね。笑
それまでほとんど描いたことなかったんですよね。
ペインター/フジハラ
そうですね、そこまでちゃんとしたものは描いたことはなかったですね。
その頃は美術部だけでなく軽音部にも所属していて、高校の途中までは音楽の方に力を入れていました。絵の方にシフトしていったのは、18歳のときかな。絵を描くことを仕事にしたいと考えるようになっていって…
広報/スズキ
他のものではなく、なぜ絵を仕事にしようと思ったのですか。
ペインター/フジハラ
他のものも仕事にしたかったですよ。色々やりたいことがある中で、絵を描くことがその中でも上の方の順位にあったから選びました。会社に入って実際に活動するようになってから、絵を仕事にする大変さに気づきました。笑
それでもやっぱり描くことが好きだな、とは思いますけどね。
広報/スズキ
絵を仕事にする大変さについては、学生の方からもちょこちょこ質問をもらいますよね。
ではここからは、実際のお仕事のお話に戻っていきましょう。
フジハラさんは、創業間もない頃に入社されていますよね。せっかくなのでその当時のことを教えていただけますか。
ペインター/フジハラ
入社した頃はメンバーが全員で10名くらいでした。オフィスは今と同じ場所ですね。フロアは違いましたが。
あと、繰り返しになりますが、まず最初に浮かぶのは「自由」ですね。その時も今もその点の印象は変わらないです。
裁量労働制やどこでもワークといった制度があったり、隣の席同士 近い距離で会話しながら仕事を進めていく感じもあったり。
ゲーム会社に勤める知人たちとも職場環境の話をしますが、なかなかこのような環境で働ける会社は見つからないですね。
広報/スズキ
ここまでのお話だと、フジハラさんにとってはピッタリくる会社だったのではないかと想像できます。ただ、この後お話が出てくると思いますが、一度ヨコゴシステムズを離れておられますよね。
ペインター/フジハラ
そうですね。
途中から人がどんどん増えていき、オフィスも広い場所に変わって、そのあたりから業務も急激に増えていきました。加えて数字を理解するための勉強会や話も増え、忙しさと数字がどんどんと迫ってきて、会社全体の空気感も変わっていったように思います。
広報/スズキ
当時、それらの取り組みが必要なフェーズであったのだと思いますが、それにより雰囲気が変わってしまったのですね。
ペインター/フジハラ
そうですね、会社の雰囲気は入社時とは変わってしまっていましたね。みんなピリピリしていました。
そこから職場環境の改善をと、会社として取り組みが始まったのですが、その頃に自身はヨコゴシステムズを離れ、フリーランスでの活動を中心にするようになっていました。
広報/スズキ
一度離れて、またここで働こうと思われたきっかけは何だったのでしょうか。
ペインター/フジハラ
もともと、社内の雰囲気が自身の期待するものと異なったという点以外は、自分に合っている場所だと思っていました。
離れている間に職場環境の改善が進み、雰囲気が変わったということをきき、もう一度ここで活動することについて相談したことがきっかけです。
広報/スズキ
実際に、ヨコゴシステムズでの活動を再開されて、どうですか。
ペインター/フジハラ
その頃と今では、全然違いますね。
今は、それぞれの得意を活かしてお互いにサポートし合いながら、相談したり、雑談したりしながら良い雰囲気で仕事ができています。
広報/スズキ
確かに！
ペインターの皆さんが活動する席からは話し声がたくさん聞こえてきて、楽しそうな印象です。
では、ここからは現在の仕事についても教えていただけますか。
ペインター/フジハラ
現在は、ペインターセクションのセクションチーフとして活動しているのですが、仕事が詰まっているときのスケジュールでいうと、こんな感じです。
10:00 出社
事務業務
・自身の業務のチェックバック内容の確認等
・チームスケジュールや業務の確認、割り振り など
11:00
新規開発や受託案件のデザイン業務
13:00 休憩
15:00
ミーティング参加
16:00
デザイン業務
19:00
事務業務
・自身のタスクの管理
・チームメンバーの進捗や対応業務の確認 など
20:00 退勤
業務範囲でいうと、セクションのチームづくり・受託案件（キャラクター/SD/背景/マップ/絵コンテ/社内サンプル制作）・新規開発（UI）ですね。
広報/スズキ
お仕事が重なった忙しい日のスケジュールを教えていただきましたが、業務範囲も広いですね。ペインターの皆さん、こういった業務範囲なのでしょうか。
ペインター/フジハラ
人によって異なります。メンバーによって好きな仕事ややってみたい仕事が違うため、当セクションにおいては都度それらを確認したり、普段の会話で知ったりしながら、その人に適切だと思う仕事を振り分け進めています。もちろん、時と場合によっては叶えることが難しいこともありますが。
広報/スズキ
メンバーの皆さんに確認しながら、仕事の振り分けをされているのですね。
なぜそういった進め方をされているのでしょうか。
ペインター/フジハラ
個人の好きや得意を可能な限り尊重しながら、サポートし合えるチームづくりをしたいからです。
とは言え、個々を尊重し過ぎて、特定の人に業務が偏り適切でない残業が発生してしまう等は避けたいと思っています。ここでいう業務の偏りというのは、タスク量というよりもその人に合った仕事か否かのバランスです。
実際に取り組んでいる事例でいうと、例えば、A案件だけタスク量が多かったとします。その場合であってもA案件が得意・好きという人達が担当すれば、苦手な人が対応するよりもスピード感と質を担保でき、さらに対応者自身の仕事の満足度維持にも繋げることができます。
一方で、A案件は苦手だけどBとC案件は得意だという人達がそこで力を発揮してくれたら、チーム全体として価値を最大化していくことが可能となります。
たまに、皆さんに対してあえての「苦」もつくることもあるのですが。笑
この人はこの仕事しかしないとかだと、どうしても個々の可能性や成長をストップさせてしまいますし、不要な残業が発生することにも繋がります。結果、チームとして良い状態を維持できなくなると思うんです。
広報/スズキ
絶妙なバランスで、担当振り分けをしていかれていますね。それだけでも、大変そう…
ペインターの方々がどんどん増えているので、そろそろフジハラさんのサポート役が必要ですね。
それでは最後に、勢力的に活動して下さっているフジハラさん、ご自身の目指す先も教えもらいましょう。
ペインター/フジハラ
目標は、短期のものから長期のものまであるんです。まとめると、こういった内容になります。
最終目標
最強のデザイナー
短期目標
絵を描くうえで不足していると思う考え方や引き出しを増やす
中期目標
30代くらいまでに、エフェクトを勉強して使えるようになる
エフェクトは昔から好きで、2Dを極めてからこれをやっていこうと考えています。
長期目標
40歳までに、自分の好きなジャンルのゲームをつくる
超長期目標
60歳までに、フリーランスとして絵も描きながら農業で自給自足
のんびり暮らすのが好きなので。
広報/スズキ
かなり具体的ですね。
のんびりするのが好きな一方で、やりたいことがいっぱいでのんびり時間なさそう。笑
ペインター/フジハラ
今ものんびりしたいのに、ここでの活動に加え、フリーランスの活動もいっぱい入れてしまってます。笑
詰めてしまうくせがあるんです、やりたいことあり過ぎて。
広報/スズキ
やりたいことの1つだと思うのですが、60歳から急に自給自足が入り、不意をつかれました。
実際に思うだけでなく、全て行動に移して叶えていかれているように見受けられるので、フジハラさんの近くに居ると、「自分もやってみよう！」という気持ちになったりと、自然と影響を受けそうです。
ペインター/フジハラ
他にもいっぱいやろうとしていることがありますよ。
広報/スズキ
（実際にインタビュー中に色々お聴きしましたが、たくさんあり過ぎて、書き切れませんでした…）
のんびりしたいのに、やりたいことがいっぱいあって、結果忙しいんだろうなと思う活動状況だということがわかりました！
フジハラさん、ありがとうございました。
最後までお読みいただきました皆様も、ありがとうございました。
それでは、今日はここまでとします。
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