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【2021/5/21更新】*ウソ?ホント?*本当に必要なWeb面接マナーはどれ? 面接官の生の声

お世話になっております! 株式会社ヨコゴシステムズ広報部です。

皆さんはWeb面接を受けたことはありますか?
最近就活を始めた方だと、対面の面接をしたことがないという方もおられるのではないでしょうか。
現在はむしろこちらがスタンダードになりつつありますね。

弊社でもWeb面接を行わせていただくことが多いです。
テレビ通話だと面接官が複数人いる時どこにカメラを向けたらいいか分からないんですよね。
画質の荒れた顔が二つ見切れて90年代のCDジャケットみたいになる可能性すら孕んでいます。
というか多分何回かなってます。

無論、就活されている方はなおさらでしょう。
まだまだ確立されていない部分があるので、正直、ネットで見るマナーも「?」なものがあったりします。

少なくとも弊社には当てはまらないと思ったのは……


・自宅でもスーツを着用しましょう
 → 対面と同じく会社次第な気がします。
・プロフィール写真に気を付けましょう
 → よっぽど変じゃなければ良いと思います。むしろ話のネタになるかも
・ログイン状態も見られているので10分前にはログインしましょう
 → さすがに見てません(笑) でも機材トラブルはよくあるから早めに準備した方がいいですね


しかもサイトによって言ってることが違ったりしますよね。
まさかズボンを履くかどうかで意見が割れているとは。
さすがに普通に履いた方が良いと思いますね……。

というわけで今回は、この1年間広報兼人事としてリモート面接を行ってきた僕が、Web面接マナーに対する現場の生の意見をお届けいたします!

本当に面接で気を付けるべきことはなんなのか。
逆にそこまで気にしなくていいことはどれなのか。
これから就職・転職をされる方のお力になれれば幸いです。

※あくまで個人の意見ですので、必ずしも全ての会社に当てはまるわけではないことをご了承ください。


1.カメラとマイクはあるもので対応すればOK

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テレビ通話なら当然カメラとマイクは必須です。
ノートパソコンならば元から備わっていることも多いですね。
ただし付いていない場合もありますので、事前にチェックしておきましょう。

デスクトップの場合だと、外付けの場合がほとんどです。
しかし、電気屋さんにいくと両方とも種類がたくさんあります。
いったいどれを選べばいいのでしょうか。

ちなみに僕は就活中に近未来デバイスみたいなのを買いましたが、一度も使われずに実家の棚に収納されました。
僕の2500円……。
就活は色々お金がかかるので、無理に出費を重ねる必要はないです。


個人的には、パソコンについていないならスマホで良いのではないかと思っています。
変に性能の低いものや機材同士の相性が悪いものを買うくらいなら、
スマホに高性能なカメラとマイクが付いていますから、それですませる方が無難です。

画面を横向きにして目線の高さに置いておけば、面接官側から見てもパソコンと遜色ないかと思います。
通知は切った方がいいですね、たとえマナーモードでも邪魔になってしまうので。面接中小刻みに振動したい人はオンで良いです。

機材の性能よりも、大切なのはカメラの距離や角度、通信環境だと思います。
アピールする声と表情が見えなければ、面接での評価ポイントが少なくなってしまいますからね。

2.背景は綺麗な方がいいけれど……

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一番無難なのは白い壁の前ですが、そういった場所がなく自分の部屋などでされる方もいますよね。
自室で通話するのは全然問題ないと思います。

とはいえ、綺麗にしておくに越したことはありません。
普通の面接では服装を見られますが、Web面接ではプラスして部屋まで見られてしまいますからね。
ぐっちゃぐちゃの部屋は普通に第一印象を曇らせます。
部屋着で結婚式に出席するくらい曇らせます。
スウェットでのスピーチは7割方友情を破壊します。
第一印象は面接において非常に重要な要素ですからね。


ただ、個人的には多少私物が映るのは問題ないかと思っています。
むしろ話のネタになって面接が良い雰囲気になることすらあります。

僕は就活生の緊張を解くためにアイスブレイクから入ったりしますが、Web面接だと「家から会社までどのくらいかかりました?」「暑かったですよね? お水どうぞ」などの定番トークが余さず封印されてしまうため、ひっかかりになるお部屋は非常に嬉しいです。
面接官も、悩んでます。

弊社の社員さんの例を挙げると、面接の時にゲーミングチェアーに座っている方いて、それだけで「ガチ勢じゃん」と会話が弾み、ゲームが本当に好きだと伝わりました。

業界に対する姿勢や人となりが分かるものであれば、僕は全然映っても大丈夫なのではないかと思います。
もちろん会社さんによりますけどね。
服装と同じように、ラフすぎないことが肝要です。

3.冒頭で映像・音声が問題ないか確認する

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これは自分が映っている画面を見る、ということではありません。
面接官に対して直接「こちらの声聞こえてますか?」、と質問してあげるということです。

いつも僕は面接する時始めにこれを聞くのですが、相手が快適に応答できるようにそう聞いています。
もちろん確認の意味もありますが、大切なのは礼儀の心ですね。
しっかりと礼儀を尽くそうとしていれば、そうそう相手を不快にさせることはないはずです。


基本的に面接される側は面接官の指示に従って受け答えしていくので、中々求職者から面接官を気遣うようなことってないですよね。
普段はできていても面接中はそれどころじゃなかったりしますので。
だからこそ、落ち着いて大人な対応ができる人はより魅力的に見えちゃいます。

これは対面ではできないことなので「Web面接マナー」感ありますね。
直接会って「僕の声と姿認識できてますか?」って聞くのは亡霊の類なので。

4.まとめ


Web面接はまだまだ面接官も慣れていないことが多く、答えと呼べるマナーはないと思います。


ですが、一つ大切だと確信できるのは、気遣いの姿勢です。
マナーとはお互いが気持ちよくコミュニケーションをとるためのもの。
例えルール通りではなくとも、相手を不快にさせまいと行動することでお互いが気持ちよく面接できるなら、それが一番だと思います。

今回はここまで。
以上、ヨコシス広報部でした~。