【2021/10/5更新】モーションデザイナーはどんな仕事? 現役スタッフに聞いてみた/Part2
お世話になっております!
株式会社ヨコゴシステムズ広報部です。
現在弊社ではモーションデザイナーさんの採用を強化中で、
今回も現役モーションデザイナーのOさんにお話を聞いていこうと思います!
(採用情報はこちら)
Oさん:
よろしくお願いいたします
前回はモーションデザイナーの具体的な業務内容をお伝えしましたが、
今回は弊社でモーションデザイナーとして働いた経験談を中心に聞いていきます。
Q4.使用しているソフトは?
A.現在モーションセクションで使われているのは主に
・Spine
・Sprite Studio
・live2d
・After Effects
・Photosho
です。
Oさん:
私が現在メインで使っているのはSprite Studioですが、モーションセクション内ではSpine、After Effectsも良く使われています。
アニメーションソフトで使用頻度が特に多いのはこの3つですね。
live2dも頻度は多くありませんが、使うこともあります。
また、アニメーションソフトではありませんが、Photoshopも頻繁に使用します。
やっぱりPhotoshopは最低限使えた方が良いですね。
広報:
モーションデザイナーでもPhotoshopは使うんですね。
いつもどんなことに使っているんですか?
Oさん:
いつもキャラクターをバラバラの状態で保存するのに使います
広報:
治安が下から二番目くらいだ。
Oさん:
Part1でも言及していましたが、キャラクターの素材を貰ってすぐにアニメーションソフトで読み込むのではなく、一度画像編集ソフトで一枚の画像へバラバラに配置してから、座標を指定してアニメーションソフトに画像を読み込む必要があります。
また、自分でエフェクトを作ったり加工する時や、絵コンテを作成する時にも使います。
なので使用頻度自体は多いですが、基本的な操作ができれば大丈夫です。
実は私も入社するまで使ったことがなかったです……。
Q5.モーションデザイナーとして弊社に入社して良かったことは?
A.スキルを見てもらえたことと、気楽なことです
Oさん:
モーションデザイナーとして言うなら、live2dしか使えなかったけれど採用してもらえたところです。
今は仕事で他のソフトを使っていますが、採用されてから勉強して仕事ができています。
普通の会社ならメインで使われている特定のツールが使用できなければ採用されないケースがほとんどで、採用後に勉強することを前提に採ってもらうことは中々ないと思います。
広報:
ちなみに一社員として弊社の良いところはどこだと思いますか?
Oさん:
一社員として言うなら、気楽なところです。
どこでもワークで場所に融通がききますし、ちゃんと仕事を納期までに終わらせて早く上がれる時は早く上がってます。
入社しておどろいたのは、そういう制度でもちゃんとみんな仕事をしっかりやっているところです。
入社前はダラダラする人がいるんじゃないかと不安でしたが、
みんなしっかり締め切りを守っていて真面目な人ばかりだなと思っています。
広報:
宣伝として最高のコメントです
Oさん:
だろ~?
Q6.モーションデザイナーにはどんな人に応募してきて欲しい?
A.自分のできることをしっかりアピールしてくれる人
Oさん:
これは負けへんで! みたいな自信がある人は、やっぱり魅力的に見えますよね。
なので、自分のできることをアピールして欲しいです。
社員さんも皆さん、それぞれの強みがありますしね。
ウチの会社は好きなことが強みになっている人達が集まっている会社、という印象があります。
広報:
Oさんは何が強みですか?
Oさん:
私は女の子に対する愛情は負けません
広報:
今日それしか言ってないかもしれない
Oさん:
あと、自分から色々質問する人は見てて安心できるな~と思います(笑)
私もそうでしたが、入ってから色々勉強することになると思うので、どんどん質問していくことは大切ですね。
弊社は社員の裁量に任されている部分が多いので、その中で先輩が助けてあげるためにも質問してもらえると嬉しいです。
Q7.最後に、モーションデザイナーに一番大切だと思うことは?
A:愛です。
Oさん:
キャラクターに対する興味関心みたいなのは必要だと思います。
イラストとかだと、ある意味そのキャラクターの一番良い瞬間を切り取って描くものだと思うんです。
モーションデザイナーの場合は、揺れものがどう揺れるかとか、布の動きの質感とか、皆が見ないであろう部分にも気を遣う職業です。
なので、自分がどこまでそのキャラクターを愛せるか、というのは大切だと思います。
広報:
「好き」がとても大事な職業なんですね。
確かにOさんは細かい所までよく見ている印象です。
Oさん:
他人のアニメーションを見ていると、そういうところまで気にしてしまいます。
例えば揺れものだと、ただ揺らすだけじゃなくて動きや反動に合わせて、
どこからどれくらい動くのかに気を付けています。
表情なんかも、人間なのでどうしても繊細になりがちです。
キャラによって優しく笑ったり、にかっと笑ったり。
すごい人だと口と一緒に頬を少しだけ膨らませて顎を上げることで、リアルに笑わせています。
パーツが動いているのに輪郭が動いていないと少し違和感が出るのですが、そこまでやっている人はさすがに少ないですね。
広報:
前回Part1でリアルな動きが好きだと言っていたのも納得ですね。
しかし現在はまた動きの異なるミニキャラを動かしているとのことで、
マルチに活躍されているんですね。
Oさん:
ミニキャラは自分の動かし方が求められないので大変でした。
ミニキャラはキャラがいきなりぶっ飛んだり、揺れものが現実的でない動き方をしたりして、演出が入ってくるんです。
そういった好みの部分は場合によって使い分けなければいけないので、柔軟性が必要ですね。
しかし本当に難しいのは、そうやって好みで悩めるラインまで行くことなんです。
やはり基礎ができていないとどんな動きも安っぽく見えてしまいます。
まずは、重力や繋がったものが動く順番、動きの前の助走の動きなど、当たり前のことを学んでいくといいと思います。
まとめ
今回は弊社のモーションデザイナーの仕事について色々とお聞きしていきました。
皆様の具体的なイメージにつながれば幸いです!
弊社にご興味を持たれた方は、ぜひ採用情報からご応募くださいませ!
以上、ヨコゴシステムズ広報部でした!
☆Part1はこちら☆