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#4絶滅させてしまう人間復活させてしまう人間

絶滅させてしまう人間
復活させてしまう人間

こんにちは、あるいはこんばんは。
フリーランスでカメラマンをしているYokoです。
今回は以下の記事について少し考察を書こうと思います。

#日経COMEMO #NIKKEI

絶滅種の復活とは?

人類は科学の発展と引き換えに多くの自然環境とそこに住まう人類を絶滅させてきました。
そして科学技術の発達によって、その種が生存していなくても遺伝子情報のみあれば、絶滅した動物を復活させることができるようになりました。

復活させる方法とは、絶滅した生物の遺伝子を、近縁種の動物の胚に載せて人工的に子宮に戻すことで絶滅した動物を出産させるというものです。
人間の代理出産とほとんど一緒です。
人間でも似たようなことをしてるし別にいいんじゃない?と思うかもしれませんが、問題は山積みです。

自然に戻ることができない絶滅種

生物種を完全に復活させるには、動物を野生に戻さねばなりません。なんと現在、すでに復活した絶滅種はいくつか存在します。
しかし、人口に生まれ人工に育てられた動物たちが自然の環境に戻ったケースは未だありません。

中国で復活させられた、北極オオカミ

現在生存している種ですら人工で飼育されたら野生に戻れないと言われている中で、考えてみれば当然の話です。

生物を復活させることが目的になっている?

現在、世界では毎年2万〜3万種ほどの生物が絶滅しています。
これはとても悲しいことです。

このような問題を解決するのは、絶滅種を復活させるような遺伝子工学技術なのでしょうか?

素晴らしい技術に目が眩み本来の目的、"種の保存"を忘れてはいないでしょうか?

種の保存とは、今現在生きている種類の生き物を野生下で守っていくことではないのでしょうか?

絶滅種ビジネスの可能性

この技術は現在のペットビジネスのように、
"絶滅種ビジネス"になってしまうように思えてなりません。

現在は多種多様の犬や猫がいます。
人間の手によって生まれた種類の犬や猫もたくさんいますが、
特定の病気や体型が原因の障害に苦しむ種類の動物たちも多くいます

人間のエゴによって生み出された可哀想な生き物を増やさないように、
この絶滅種復活技術も規制をしなければならないと考えます。

品種交雑によって生まれたブルドック
他の種と比べて皮膚病や呼吸器の病気になりやすい。

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